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ゴッホ「ローヌ川の星月夜」(オルセー美術館) [名画と彫刻]

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)
(1853年3月30日 - 1890年7月29日) 

2017年9月にフランスを旅行しオルセー美術館(Musée d’Orsay)に行く機会を得た。

「ローヌ川の星月夜」1888年9月、アルル。
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我が家のカレンダーの絵として飾られていた事があり、妻の本物を観てみたいという夢がかなった。
ゴッホの絵でたまに見かける右下の二人、絵画の感ずるところはそれを観た人を反映すると思うが、私にはこの二人がある程度の齢を重ねた夫婦に見える。自らを鑑み、星月夜の二人に共感を覚えるのである。
撮影データ:24㎜、f/3.5、1/25、ISO4000、-1ev、Nikon Df、C-PL使用(C-PLは反射光を抑えるフィルター)

「アルルの寝室」1889年9月、アルル。
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「アルルの寝室」は3点あり、これは最後のバージョンである。戦前、松方幸次郎が購入しコレクションに加えられていたが、サンフランシスコ講和条約による戦後賠償の一環としてフランスの国有となる。

オルセー美術館付近地図


オルセー美術館に行くツアーは結構少ない、語学に堪能でない輩としてはツアーに組み込まれていると助かる。「ローヌ川の星月夜」を観るためにツアーに参加したというと人聞きもよい・・。

ツアーはJALPAK「東部フランスの田舎とパリを楽しむ8日間」に参加。

(2017年9月中旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon1 J5)
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ゴッホ「ひまわり」(ロンドン・ナショナル・ギャラリー) [名画と彫刻]

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)
(1853年3月30日 - 1890年7月29日) 

2018年5月にロンドンのトラファルガー広場にあるナショナル・ギャラリーへ。

「ひまわり」1888年8月、アルル。
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「ひまわり」は全部で7点あると言われるが、現存しているのは6点(一つは戦火により焼失)。ひまわりの本数は3本、5本、12本、15本と絵により異なっている。ロンドンにある「ひまわり」は本数が15本、これは4番目の「ひまわり」作品。15本の「ひまわり」は3点あり構図はみな同じである。残り2点はアムステルダムのゴッホ美術館、そして日本のSOMPO美術館に展示されている。

「丘沿いのわらぶき屋根の家々」1890年7月、オーヴェル・シュル・オワーズ。
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ゴッホ終焉の地、オーヴェル・シュル・オワーズでの作品。制作年月がゴッホ終焉の年月である。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー付近地図


ロンドン・ナショナル・ギャラリー見学はツアーに含まれていないので、自由時間に訪問。ロンドンのタクシーを使ってみたかったけど、語学に自信がないのでやめて、地下鉄で。

ツアーはJALPAK「エジンバラと湖水地方を訪ねる・イギリス縦断8日間」に参加。

(2018年5月中旬 撮影機材 Nikon Df )
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ゴッホ「夜のカフェテラス」(クレラー・ミュラー美術館) [名画と彫刻]

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)
(1853年3月30日 - 1890年7月29日) 

2019年2月にオランダのクレラー・ミュラー美術館を訪ねた。
ゴッホコレクションで有名なクレラー・ミュラー美術館、多くののゴッホ作品を観ることができた。

「夜のカフェテラス」1888年9月、アルル。
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モデルとなったカフェはアルルのプラス・デュ・フォルム広場に面した店で。「カフェ・ファン・ゴッホ」の名で現存するらしい。今回はこの絵が観たい(妻)から始まったオランダ旅行・・。

「ジャガイモを食べる人々」1885年4月、ニューネン。
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ゴッホの宗教観に根ざした「我が手を汚して働く人々への尊敬」を表す、画家として初期の頃の作品。複数の同様作品があるが、みな暗い画風である。アムステルダムのゴッホ美術館でも観た。

「自画像」1887年9月、パリ。
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ゴッホはパリに移住して以降約37点の自画像を残したらしい。とても多い。

「種まく人」1888年6月、アルル。
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アルルの麦畑とミレーの「種まく人」が合わさったような作品。

「種まく人」1889年11月、サン=レミ。
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ミレーを模して描かれた「種まく人」。やはり複数の作品がある。

クレラー・ミュラー美術館は実業家のアントン・クレラー・ミュラーと、その夫人ヘレーネ・クレラー・ミュラーのコレクションを基に1938年に開設された。オランダの国立公園デ・ホーヘ・フェルウェの中にある。ツアーは名画に触れる事をうたっている旅なので美術館まではツアーバスで。

クレラー・ミュラー美術館付近地図


ツアーはJALPAKの「オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ9日間」に参加。

(2019年2月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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ゴッホ「アルルの跳ね橋」(クレラー・ミュラー美術館) [名画と彫刻]

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)
(1853年3月30日 - 1890年7月29日) 

2019年2月にオランダのクレラー・ミュラー美術館を訪ねた。
ゴッホコレクションで有名なクレラー・ミュラー美術館、多くののゴッホ作品を観ることができた。

「アルルの跳ね橋」1888年3月、アルル。
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アルルのラングロワ橋を描いた作品。この橋を題材に複数の絵が描かれているが、絵中の橋は既に架け替えられている模様、100年以上前だもんね。

「花咲くモモの木」1888年3月、アルル。
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「郵便夫ジョゼフ・ルーラン」1889年4月、アルル。(左)
「ルーラン夫人」1888年12月、アルル。(中央)
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近所で暮らしていたルーラン一家をモデルとして複数のポートレートが描かれている。
ジョゼフ・ルーランの肖像は6点あり、背景に花が描かれた胸像は3点、以前に描かれた同じ構図の模写と言われている。ルーラン夫人はゴッホにとっては母性のシンボルであると云われる。同様の構図の作品は5点存在するらしいが、このクレラー・ミュラー保有の作品が最も古い。

「糸杉と星の見える道」1890年5月、サン=レミ。
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サン=レミの療養所で描かれた最後の作品。「糸杉」はイエス・キリストの十字架に使われた木との伝説があり、ゴッホはこの「糸杉」に惹かれ多くの作品を残している。ゴッホは療養所を出てオーヴェル・シュル・オワーズに移住、1890年7月に終焉を迎える。

クレラー・ミュラー美術館は実業家のアントン・クレラー・ミュラーと、その夫人ヘレーネ・クレラー・ミュラーのコレクションを基に1938年に開設された。オランダの国立公園デ・ホーヘ・フェルウェの中にある。ツアーは名画に触れる事をうたっている旅なので美術館まではツアーバスで。

クレラー・ミュラー美術館付近地図


ツアーはJALPAKの「オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ9日間」に参加。

(2019年2月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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三菱一号館美術館(東京都)ロートレック展 [名画と彫刻]

三菱一号館美術館・ロートレック展
東京・丸の内にある三菱一号館美術館で「ロートレックとアートになった版画・ポスター展」というのが開催されて、三菱一号館美術館に行ってみたいという理由で観にいった。

ロートレック(Henri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec-Monfa)は19世紀後半フランスの画家、夜の世界の女達やムーラン・ルージュを題材にした絵画・ポスターを多く残し、ポスターを芸術の域に高めたと評価される。脚の発育が不完全だったらしく、障害者として差別を受けたが、アルコール依存症と奔放な性生活により梅毒も患い36歳で没した。

死後、フランス南西部アルビ市にトゥールーズ=ロートレック美術館が建てられ、作品が遺族より寄贈された。2009年、三菱一号館美術館はこのトゥールーズ=ロートレック美術館と姉妹館提携をしている。

ロートレックの代表作の一つとされる作品を撮影。
ポスター「ムーラン・ルージュのラ・グリュ(Moulin Rouge - La Goulue)」1891年。
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アートになった版画・ポスター展でもあるから、フランス同時期の画家、テオフィル=アレクサンドル・スタンランのポスターも展示されていた。
ポスター「ルドルフ・サリスの『ル・シャ・ノワール』の巡業」1896年。
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三菱一号館美術館は旧三菱一号館の復元という形で2009年に竣工、2010年春に開館された。旧三菱一号館は明治27年(1894年)、三菱が東京・丸の内に初めて建設した洋風事務所建築で、館内には三菱合資会社の銀行部が入っていた。

三菱一号館美術館、後方に聳えるビルは丸の内パークビルディング。(Adobe Stock my portfolioに掲載)
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美術館とビルディングの空間にある街灯。
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美術館には「Café 1894」があり、喫茶、ランチ、ディナーが戴ける。
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かつて銀行営業室であった、クラシカルなカフェ。

三菱一号館美術館付近地図


(2017年12月中旬 撮影機材 Nikon1 J5)
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