是川縄文館（青森県）合掌土偶

是川縄文館「合掌土偶」
青森県八戸市是川にある八戸市埋蔵文化財センター「是川縄文館」、是川中居・風張1遺跡などで発掘された出土品を展示し、東北地方の縄文文化を発信する施設である。ここに国宝の「合掌土偶」が展示されている。三沢基地航空祭の前入りついでに「合掌土偶」に会いにいった。

「合掌土偶」は、風張1遺跡で発掘された縄文後期後半（約3,500年前頃）の土偶、国宝。

座った状態で両腕を膝の上に置き、正面で手を合わせ合掌している。

土偶が出土した風張1遺跡は、新井田川の右岸に位置し、縄文晩期の中居遺跡の対岸である。

「是川遺跡」とは縄文晩期の中居遺跡、縄文前期・中期の一王寺遺跡、縄文中期の堀田遺跡の3つの遺跡の総称で、令和3年（2021年）「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界遺産に登録された。

「是川縄文館」展示品
漆塗り壺形土器、縄文晩期、是川中居遺跡。


籃胎（らんたい）漆器、縄文晩期、是川中居遺跡。


香炉形土器、縄文晩期、是川中居遺跡。


注口土器、単孔筒型土器、深鉢型土器、縄文後期、風張1遺跡。


土偶、縄文後期。

どっかのアニメでみたような・・。

遮光器土偶。

縄文土器を代表する（と個人的には思われる）遮光器土偶。是川遺跡も亀ヶ岡文化圏。

是川縄文館付近地図


（2023年9月上旬　撮影機材 Nikon1 J5）
関連ブログ：三沢基地航空祭、遮光器土偶

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