レンブラント・ファン・レイン

レンブラント・ファン・レイン（Rembrandt van Rijn）
（1606年7月15日 - 1669年10月4日）

ネーデルラント連邦共和国（現・オランダ王国）の画家、バロック絵画を代表する画家の一人である。

アムステルダム国立美術館に展示されている「夜警（De Nachtwacht）」は、レンブラントの代表作として著名である。また、生涯を通じて自画像を描いたことでも知られる画家であるが、東京国立博物館がレンブラント自画像の一枚を所蔵しており、「東京国立博物館の隠れた洋画コレクション」という企画の時に展示されていた。

「画家とその妻」、1636年。

レンブラントと最初の妻「サスキア」を描いた、小さな絵である。（2022年7月中旬 撮影機材 Nikon1 J5）

夜警（De Nachtwacht）、1642年。

「夜警」は通称で、題名は「フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊（De compagnie van kapitein Frans Banning Cocq en luitenant Willem van Ruytenburgh）」と云うらしい。
レンブラント及びオランダ黄金時代の絵画の代表作である。アムステルダム国立美術館所蔵。

「夜警」を前に課外学習をする子供たち。

名作を前に学習をする子供たちをアムステルダム国立美術館のあちこちで見た。日本ではあまり見かけない・・。

最初の妻「サスキア」は裕福であり、結婚を機に富と名声を得たレンブラントであるが、「夜警」の完成の年に妻は死去、その後は浪費と投機への失敗などあり人生は暗転していく。妻なき後の愛人とは泥沼の関係、次の愛人とは結婚するが仕事はなくても浪費は変わらず無一文に、やがて二番目の妻と息子も亡くなり、晩年は質素な生活を送ったとされる。

1669年に63歳で死去、二人の妻と息子が眠るアムステルダムの「西教会（Westerkerk）」に埋葬された。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Adobe Stock my portfolioに掲載）

（ここはアンネ・フランクの家に隣接、付近にはアンネの銅像もあり、観光地となっている。）

（「夜警」及び「西教会」は2019年2月下旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ：アムステルダム国立美術館

タグ：名画と彫刻 レンブラント