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三菱一号館美術館(東京都)ロートレック展 [名画と彫刻]

三菱一号館美術館・ロートレック展
東京・丸の内にある三菱一号館美術館で「ロートレックとアートになった版画・ポスター展」というのが開催されて、三菱一号館美術館に行ってみたいという理由で観にいった。

ロートレック(Henri Marie Raymond de Toulouse-Lautrec-Monfa)は19世紀後半フランスの画家、夜の世界の女達やムーラン・ルージュを題材にした絵画・ポスターを多く残し、ポスターを芸術の域に高めたと評価される。脚の発育が不完全だったらしく、障害者として差別を受けたが、アルコール依存症と奔放な性生活により梅毒も患い36歳で没した。

死後、フランス南西部アルビ市にトゥールーズ=ロートレック美術館が建てられ、作品が遺族より寄贈された。2009年、三菱一号館美術館はこのトゥールーズ=ロートレック美術館と姉妹館提携をしている。

ロートレックの代表作の一つとされる作品を撮影。
ポスター「ムーラン・ルージュのラ・グリュ(Moulin Rouge - La Goulue)」1891年。
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アートになった版画・ポスター展でもあるから、フランス同時期の画家、テオフィル=アレクサンドル・スタンランのポスターも展示されていた。
ポスター「ルドルフ・サリスの『ル・シャ・ノワール』の巡業」1896年。
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三菱一号館美術館は旧三菱一号館の復元という形で2009年に竣工、2010年春に開館された。旧三菱一号館は明治27年(1894年)、三菱が東京・丸の内に初めて建設した洋風事務所建築で、館内には三菱合資会社の銀行部が入っていた。

三菱一号館美術館、後方に聳えるビルは丸の内パークビルディング。(Adobe Stock my portfolioに掲載)
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美術館とビルディングの空間にある街灯。
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美術館には「Café 1894」があり、喫茶、ランチ、ディナーが戴ける。
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かつて銀行営業室であった、クラシカルなカフェ。

三菱一号館美術館付近地図


(2017年12月中旬 撮影機材 Nikon1 J5)
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