三春滝桜(福島県)三分咲き [東北地方の旅]
三春滝桜 三分咲き
三春の滝桜は推定樹齢千年超えの紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)、天然記念物、日本三大桜の一つ。福島県田村郡三春町にある。
平成23年(2011年)の滝桜。
三分咲きだけど、天気は上々で滝桜の威容を感じることができる。
開花している枝。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
まだ蕾の枝が多数。
滝桜の根元には祠がある。桜も千年生きると神様になる。
平成22年(2010年)、平成23年(2011年)、平成24年(2012年)、平成27年(2015年)と満開の滝桜を見るために訪問した。咲いたら行けばいいんだけど、会社員の悲しさで開花予想を見ながら、3月には宿を手配し、仕事の都合をつけていかねばならない。開花予想は例年を参考だし、天気も思うようにはいかない。結果、平成22年と平成24年は、まだ蕾。平成23年は三分咲き、平成27年にやっと満開に出会った。
この記事の写真は平成23年(2011年)撮影のもの。東日本大震災の後で、観光客も少なく閑散としていた。宿で、朝食のとき団体さんから震災で避難されてる方ですかと問われた。当方、家族でいたからかな。震災の時こそお金を落としにいかないと・・なんてね。宿は三春で定宿としている「若松屋旅館」。
滝桜全景。
三春滝桜付近地図
車で行く場所。満開時期は付近の道路が渋滞、前泊して朝一番で見に行くのがよろしいかと。夜のライトアップも素敵らしい(夜はお酒飲んじゃうので、車でいけないから見たことない・・)。
(2011年4月中旬 撮影機材 Nikon D80)
関連ブログ:三春滝桜(福島県)満開
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「若松屋旅館」
三春の滝桜は推定樹齢千年超えの紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)、天然記念物、日本三大桜の一つ。福島県田村郡三春町にある。
平成23年(2011年)の滝桜。
三分咲きだけど、天気は上々で滝桜の威容を感じることができる。
(c)ike-yanma - 画像素材 PIXTA -
開花している枝。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
まだ蕾の枝が多数。
滝桜の根元には祠がある。桜も千年生きると神様になる。
平成22年(2010年)、平成23年(2011年)、平成24年(2012年)、平成27年(2015年)と満開の滝桜を見るために訪問した。咲いたら行けばいいんだけど、会社員の悲しさで開花予想を見ながら、3月には宿を手配し、仕事の都合をつけていかねばならない。開花予想は例年を参考だし、天気も思うようにはいかない。結果、平成22年と平成24年は、まだ蕾。平成23年は三分咲き、平成27年にやっと満開に出会った。
この記事の写真は平成23年(2011年)撮影のもの。東日本大震災の後で、観光客も少なく閑散としていた。宿で、朝食のとき団体さんから震災で避難されてる方ですかと問われた。当方、家族でいたからかな。震災の時こそお金を落としにいかないと・・なんてね。宿は三春で定宿としている「若松屋旅館」。
滝桜全景。
三春滝桜付近地図
車で行く場所。満開時期は付近の道路が渋滞、前泊して朝一番で見に行くのがよろしいかと。夜のライトアップも素敵らしい(夜はお酒飲んじゃうので、車でいけないから見たことない・・)。
(2011年4月中旬 撮影機材 Nikon D80)
関連ブログ:三春滝桜(福島県)満開
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「若松屋旅館」
小岩井農場(岩手県)夏 [東北地方の旅]
小岩井農場まきば園 夏
岩手県雫石町にある小岩井農場は明治24年(1891年)に開設。創始者は小野義眞(日本鉄道副社長)、岩崎弥之助(三菱社社長)、井上勝(鉄道庁長官)。三名の頭文字をとって「小岩井」と命名された。基盤整備に数十年を要し、明治32年(1899年)から畜産を軸とした経営を始め、現在では観光事業も行っている。
入ってすぐ右側にあるお花畑、綺麗に整備されている。
ゆるい坂の上から入り口付近を眺める。施設の広大さが感じ取れる。
小岩井農場の一画にはD51蒸気機関車が設置されている。農場でSLホテルとして使用された客車の先頭に設置された機関車で「D5168」号車。ホテルは既に閉鎖されており、展示だけ。
この車両は国鉄最後の機関車として昭和50年(1975年)に引退した車両とのこと。
仕事のついでに寄ったので、ゆっくりは観ていないが終日過ごせる事は確か。
農場内に宿泊施設があれば良いなと思ったが、冬は閑古鳥かな?
小岩井農場付近地図
小岩井農場にはJR盛岡駅からレンタカーを借りて、JR小岩井駅から徒歩80分とかの案内もあったが、そんな根性はない。
(2011年8月下旬 撮影機材 Nikon D5000)
岩手県雫石町にある小岩井農場は明治24年(1891年)に開設。創始者は小野義眞(日本鉄道副社長)、岩崎弥之助(三菱社社長)、井上勝(鉄道庁長官)。三名の頭文字をとって「小岩井」と命名された。基盤整備に数十年を要し、明治32年(1899年)から畜産を軸とした経営を始め、現在では観光事業も行っている。
入ってすぐ右側にあるお花畑、綺麗に整備されている。
ゆるい坂の上から入り口付近を眺める。施設の広大さが感じ取れる。
小岩井農場の一画にはD51蒸気機関車が設置されている。農場でSLホテルとして使用された客車の先頭に設置された機関車で「D5168」号車。ホテルは既に閉鎖されており、展示だけ。
この車両は国鉄最後の機関車として昭和50年(1975年)に引退した車両とのこと。
仕事のついでに寄ったので、ゆっくりは観ていないが終日過ごせる事は確か。
農場内に宿泊施設があれば良いなと思ったが、冬は閑古鳥かな?
小岩井農場付近地図
小岩井農場にはJR盛岡駅からレンタカーを借りて、JR小岩井駅から徒歩80分とかの案内もあったが、そんな根性はない。
(2011年8月下旬 撮影機材 Nikon D5000)
青森港(青森県) [東北地方の旅]
青森港
青森県は陸奥湾に位置する青森港、波浪の少ない天然の良港である。江戸時代初期の寛永元年(1624年)弘前藩により開港された。明治41年(1908年)には青函連絡船が就航し、本州と北海道を結ぶ鉄道輸送と船舶輸送の結節点となった。青函連絡船は青函トンネルの開通により昭和63年(1988年)に運航を終了したが、現在も青森港はフェリーの重要な発着港であり、最近ではクルーズ客船の寄港も増えた。
引退した青函連絡船「八甲田丸」をメモリアルシップとして繋留し博物館として使用、また青森県観光物産館「アスパム」が建設され港湾は観光拠点化されている。
港湾にはウッドデッキの通路が設置されており散策に最適。
(2012年5月上旬 撮影機材 FUJIFILM FinePix F770EXR)
青函連絡船「八甲田丸」と羽を休める海鳥。
「八甲田丸」は三菱重工神戸造船所で建造され、昭和39年(1964年)に就航。終航は昭和63年(1988年)青函連絡船の運航終了に伴う。現在は海上博物館として保存されている。
青森県観光物産館「アスパム」、昭和61年(1986年)建設。
展望室やレストラン、物産プラザ、観光プラザ等があり、イベントも開催される施設である。
「アスパム」夜景。
三角形の形は青森の「A」をかたどったらしい。
(2009年9月上旬 撮影機材 Nikon D5000)
青森港は本州と北海道を結ぶ鉄道輸送と船舶輸送の結節点であったので、JR青森駅から至近。
青森港付近地図
青森県は陸奥湾に位置する青森港、波浪の少ない天然の良港である。江戸時代初期の寛永元年(1624年)弘前藩により開港された。明治41年(1908年)には青函連絡船が就航し、本州と北海道を結ぶ鉄道輸送と船舶輸送の結節点となった。青函連絡船は青函トンネルの開通により昭和63年(1988年)に運航を終了したが、現在も青森港はフェリーの重要な発着港であり、最近ではクルーズ客船の寄港も増えた。
引退した青函連絡船「八甲田丸」をメモリアルシップとして繋留し博物館として使用、また青森県観光物産館「アスパム」が建設され港湾は観光拠点化されている。
港湾にはウッドデッキの通路が設置されており散策に最適。
(2012年5月上旬 撮影機材 FUJIFILM FinePix F770EXR)
(c)ike-yanma - 画像素材 PIXTA -
青函連絡船「八甲田丸」と羽を休める海鳥。
「八甲田丸」は三菱重工神戸造船所で建造され、昭和39年(1964年)に就航。終航は昭和63年(1988年)青函連絡船の運航終了に伴う。現在は海上博物館として保存されている。
青森県観光物産館「アスパム」、昭和61年(1986年)建設。
展望室やレストラン、物産プラザ、観光プラザ等があり、イベントも開催される施設である。
「アスパム」夜景。
三角形の形は青森の「A」をかたどったらしい。
(2009年9月上旬 撮影機材 Nikon D5000)
青森港は本州と北海道を結ぶ鉄道輸送と船舶輸送の結節点であったので、JR青森駅から至近。
青森港付近地図
山寺(山形県) [東北地方の旅]
宝珠山立石寺(山寺) 夏
宝珠山立石寺は山形県山形市大字山寺にある天台宗の寺院、通称「山寺」で知られている。本尊は薬師如来。創建は貞観2年(860年)清和天皇の勅命により天台座主第3世円仁(慈覚大師)によって建立された。
山の途上の「五大堂」。駅から立石寺に向かう橋から撮影。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
麓に立石寺本堂である根本中堂がありここから登山する。根本中堂には「不滅の法燈」がある。
「不滅の法燈」は比叡山延暦寺に延暦7年(788年)最澄が本尊の宝前に燈明を掲げて以来、1200年以上消えることなく輝き続けていると伝わる燈火である。現在も燃料の菜種油を絶やさないように僧侶が注ぎ足し続けている。気を抜くと燃料が断たれ火が消えることから「油断」の語源になったと云われている。
立石寺の法燈は比叡山延暦寺から分燈されたものであるが、戦国時代の大永元年(1521年)兵火により一山焼失した時には法燈も消滅した。天文12年(1543年)最上家により寺の再建がなり、再度叡山より分燈された。
元亀2年(1571年)織田信長による比叡山焼き討ちがあり、叡山の法燈が消滅しているが、叡山再興の際には逆に立石寺から分燈がなされたと云う。
登山口すぐに松尾芭蕉像と句碑がある。元禄2年(1689年)に芭蕉が旅の途中で訪れている。
弟子の曾良も一緒、ここで詠んだ句は有名な・・
私が訪れたのは7月下旬、夏なのに蝉は鳴いておらず、ただ閑か・・。
石段を登っていくと「仁王門」に。
「仁王門」をくぐると左には「開山堂」が見える。
百丈岩の上に立つ「開山堂」は慈覚大師の御堂で、崖下にある自然窟に大師が埋葬されていると伝わる。
「開山堂」の奥には五大明王を奉る「五大堂」がある。
「五大堂」は舞台造り、展望台という感じ。山寺の他のお堂が眺望できる。
「胎内堂」は岩の内に。
釈迦ヶ峰に立つ「釈迦堂」。
山寺の町も眼下に。
帰り際、山寺駅のホームから撮影。
「開山堂」「五大堂」「釈迦堂」が確認できる。
山寺付近地図
(2012年7月下旬 撮影機材 Nikon D5100)
宝珠山立石寺は山形県山形市大字山寺にある天台宗の寺院、通称「山寺」で知られている。本尊は薬師如来。創建は貞観2年(860年)清和天皇の勅命により天台座主第3世円仁(慈覚大師)によって建立された。
山の途上の「五大堂」。駅から立石寺に向かう橋から撮影。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
麓に立石寺本堂である根本中堂がありここから登山する。根本中堂には「不滅の法燈」がある。
「不滅の法燈」は比叡山延暦寺に延暦7年(788年)最澄が本尊の宝前に燈明を掲げて以来、1200年以上消えることなく輝き続けていると伝わる燈火である。現在も燃料の菜種油を絶やさないように僧侶が注ぎ足し続けている。気を抜くと燃料が断たれ火が消えることから「油断」の語源になったと云われている。
立石寺の法燈は比叡山延暦寺から分燈されたものであるが、戦国時代の大永元年(1521年)兵火により一山焼失した時には法燈も消滅した。天文12年(1543年)最上家により寺の再建がなり、再度叡山より分燈された。
元亀2年(1571年)織田信長による比叡山焼き討ちがあり、叡山の法燈が消滅しているが、叡山再興の際には逆に立石寺から分燈がなされたと云う。
登山口すぐに松尾芭蕉像と句碑がある。元禄2年(1689年)に芭蕉が旅の途中で訪れている。
弟子の曾良も一緒、ここで詠んだ句は有名な・・
閑さや 巌にしみいる 蝉の声
私が訪れたのは7月下旬、夏なのに蝉は鳴いておらず、ただ閑か・・。
石段を登っていくと「仁王門」に。
「仁王門」をくぐると左には「開山堂」が見える。
百丈岩の上に立つ「開山堂」は慈覚大師の御堂で、崖下にある自然窟に大師が埋葬されていると伝わる。
「開山堂」の奥には五大明王を奉る「五大堂」がある。
「五大堂」は舞台造り、展望台という感じ。山寺の他のお堂が眺望できる。
「胎内堂」は岩の内に。
釈迦ヶ峰に立つ「釈迦堂」。
(c)ike-yanma - 画像素材 PIXTA -
山寺の町も眼下に。
帰り際、山寺駅のホームから撮影。
「開山堂」「五大堂」「釈迦堂」が確認できる。
山寺付近地図
(2012年7月下旬 撮影機材 Nikon D5100)
三春滝桜(福島県)満開 [東北地方の旅]
三春滝桜 満開
三春の滝桜は推定樹齢千年超えの紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)、天然記念物、日本三大桜の一つ。福島県田村郡三春町にある。
平成22年(2010年)、平成23年(2011年)、平成24年(2012年)、平成27年(2015年)と満開の滝桜を見るために訪問した。咲いたら行けばいいんだけど、会社員の悲しさで開花予想を見ながら、3月には宿を手配し、仕事の都合をつけていかねばならない。開花予想は例年を参考だし、天気も思うようにはいかない。結果、平成22年と平成24年は、まだ蕾。平成23年は三分咲き、平成27年にやっと満開に出会った。平成27年(2015年)の訪問記録。
満開ではあったが、天気は曇り、上手くいかないものだ・・。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
滝桜全景。
下から見上げた図・・白黒で。
推定樹齢千年超えといわれる太い幹。
丘の上から滝桜を見渡す。
丘の上には稲荷神社が祀られている。
稲荷神社に参拝。
三春の町に向かう途中で出会った枝垂れ桜。
「芹ヶ沢桜」の石碑があった。
車で行く場所。満開時期は付近の道路が渋滞、前泊して朝一番で見に行くのがよろしいかと。夜のライトアップも素敵らしい(夜はお酒飲んじゃうので、車でいけないから見たことない・・)。
宿は三春で定宿としている、ごはんが美味しい「若松屋旅館」。
三春滝桜付近地図
(2015年4月中旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:三春滝桜 三分咲き
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「若松屋旅館」福島県三春町
三春の滝桜は推定樹齢千年超えの紅枝垂桜(ベニシダレザクラ)、天然記念物、日本三大桜の一つ。福島県田村郡三春町にある。
平成22年(2010年)、平成23年(2011年)、平成24年(2012年)、平成27年(2015年)と満開の滝桜を見るために訪問した。咲いたら行けばいいんだけど、会社員の悲しさで開花予想を見ながら、3月には宿を手配し、仕事の都合をつけていかねばならない。開花予想は例年を参考だし、天気も思うようにはいかない。結果、平成22年と平成24年は、まだ蕾。平成23年は三分咲き、平成27年にやっと満開に出会った。平成27年(2015年)の訪問記録。
満開ではあったが、天気は曇り、上手くいかないものだ・・。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
滝桜全景。
下から見上げた図・・白黒で。
推定樹齢千年超えといわれる太い幹。
丘の上から滝桜を見渡す。
丘の上には稲荷神社が祀られている。
稲荷神社に参拝。
三春の町に向かう途中で出会った枝垂れ桜。
「芹ヶ沢桜」の石碑があった。
車で行く場所。満開時期は付近の道路が渋滞、前泊して朝一番で見に行くのがよろしいかと。夜のライトアップも素敵らしい(夜はお酒飲んじゃうので、車でいけないから見たことない・・)。
宿は三春で定宿としている、ごはんが美味しい「若松屋旅館」。
三春滝桜付近地図
(2015年4月中旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:三春滝桜 三分咲き
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「若松屋旅館」福島県三春町