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ゴッホ「アルルの跳ね橋」(クレラー・ミュラー美術館) [名画と彫刻]

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)
(1853年3月30日 - 1890年7月29日) 

2019年2月にオランダのクレラー・ミュラー美術館を訪ねた。
ゴッホコレクションで有名なクレラー・ミュラー美術館、多くののゴッホ作品を観ることができた。

「アルルの跳ね橋」1888年3月、アルル。
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アルルのラングロワ橋を描いた作品。この橋を題材に複数の絵が描かれているが、絵中の橋は既に架け替えられている模様、100年以上前だもんね。

「花咲くモモの木」1888年3月、アルル。
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「郵便夫ジョゼフ・ルーラン」1889年4月、アルル。(左)
「ルーラン夫人」1888年12月、アルル。(中央)
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近所で暮らしていたルーラン一家をモデルとして複数のポートレートが描かれている。
ジョゼフ・ルーランの肖像は6点あり、背景に花が描かれた胸像は3点、以前に描かれた同じ構図の模写と言われている。ルーラン夫人はゴッホにとっては母性のシンボルであると云われる。同様の構図の作品は5点存在するらしいが、このクレラー・ミュラー保有の作品が最も古い。

「糸杉と星の見える道」1890年5月、サン=レミ。
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サン=レミの療養所で描かれた最後の作品。「糸杉」はイエス・キリストの十字架に使われた木との伝説があり、ゴッホはこの「糸杉」に惹かれ多くの作品を残している。ゴッホは療養所を出てオーヴェル・シュル・オワーズに移住、1890年7月に終焉を迎える。

クレラー・ミュラー美術館は実業家のアントン・クレラー・ミュラーと、その夫人ヘレーネ・クレラー・ミュラーのコレクションを基に1938年に開設された。オランダの国立公園デ・ホーヘ・フェルウェの中にある。ツアーは名画に触れる事をうたっている旅なので美術館まではツアーバスで。

クレラー・ミュラー美術館付近地図


ツアーはJALPAKの「オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ9日間」に参加。

(2019年2月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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