SSブログ

アントワープ(ベルギー)ノートルダム大聖堂 [ベルギーの旅]

アントワープ(ベルギー)ノートルダム大聖堂
アントワープ(ベルギー語ではアントウェルペン:Antwerpen)のノートルダム大聖堂、「フランダースの犬」で主人公ネロがルーベンスの絵を観ながら昇天した教会として記憶している。ベルギー北部がフランデレン地域と呼ばれ、アントワープはこの地域に含まれる。ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame)はフランス語で、オランダ語では「聖母大聖堂(Onze-Lieve-Vrouwekathedraal)」と云うらしい。世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」を構成する建築物の一つである。

フルン広場から大聖堂とルーべンス像。
DFI_4828.jpeg

アントワープのノートルダム大聖堂には、JALPAK「オランダ・ベルギー・ルクセンブルク9日間」ツアーの4日目午後、キンデルダイク風車群見学のあと訪れた。

ノートルダム大聖堂に入る。中に白木の木組みが・・工事中かな。
DFI_4833.jpeg
ノートルダム大聖堂は12世紀の聖堂を前身とし、1352年にゴシック様式で建設が開始され、1521年に完成した。尖塔の高さは123mであると云う。

大聖堂はルーベンス(Peter Paul Rubens)の絵画が納められている。

「聖母被昇天」(1625-1626年)が掲げられている祭壇。      (Adobe Stock my portfolioに掲載)
DFI_4841.jpeg

「キリスト昇架」(1610-1611年)
DFI_4837.jpeg

「キリスト降架」(1611-1614年)
DFI_4843.jpeg
「キリスト降架」も三連祭壇画があるが、左翼パネルは「聖母マリアのエリザベト訪問」、右翼パネルは「神殿への奉献」が主題となっている。

「キリスト降架」は大聖堂内の火縄銃手組合礼拝堂に掲げられている。
DFI_4847.jpeg
「フランダースの犬」では主人公ネロが愛犬パトラッシュとここで昇天する・・。

日本人観光客向けに、大聖堂内にある看板。
DFI_4849.jpeg
アニメの絵を使えばよいのに・・なんで裸なんだ。

ノートルダム大聖堂の外にある残念なオブジェ、中国資本らしい。
IMG_2275.jpeg
かつて「トヨタ」が寄贈した、できのよい記念碑は撤去されて別の場所へ・・。

「フランダースの犬」は悲しい物語だが、実はネロは生存していて、自分らを追い詰めた人々に復讐するという漫画「ネロ〜Noir〜/宮脇明子著」があったので一読した。結構まともな内容で面白かった。

マルクト広場からノートルダム大聖堂の尖塔。
DFI_4853.jpeg

マルクト広場にある世界遺産の市庁舎は改装工事中、「ブラボーの噴水」というオブジェと。
DFI_4852.jpeg

ノートルダム大聖堂付近地図


(2019年2月下旬 撮影機材 Nikon Df、Apple iPhone SE)
関連ブログ:、キンデルダイク風車群
読んだ本(Amazonの該当頁へ):「ネロ〜Noir〜」宮脇明子著
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。