SSブログ
甲信地方の旅 ブログトップ

松本城(長野県) [甲信地方の旅]

松本城 冬
室町時代の永正元年(1504年)に島立氏により「深志城」として築城されたのが始まりと云われている。その後、武田氏による統治を経て、天正10年(1582年)織田信長により武田氏は滅亡、小笠原氏が城主となり「松本城」と改名した。その後、天正18年(1590年)には豊臣秀吉により石川氏が入城して、天守と城郭および城下町の整備を行ったとされる、天守は朝鮮出兵のあった文禄年間に工事が進められたとの事。

天守は国宝、現存する国宝天守五城の一つである。また現存する五重の天守としては日本最古となる。

五重六階の天守、雪を被った日本アルプスの山々と。       (Adobe Stock my portfolioに掲載)
DSC_0001.jpeg

内堀に映える、天守、乾小天守、辰巳附櫓。
DSC_0005.jpeg

本丸庭園側から、天守と乾小天守。庭園には茶店があり抹茶を喫しながら。
DSC_0010.jpeg
城の別名を「烏(からす)城」と言うは誤りらしいが、黒い。

天守から見下ろす赤い欄干の埋橋。
DSC_0012.jpeg

天守と月見櫓、そして内堀と日本アルプス。天守からは鳥の群れが羽ばたく。
DSC_0003.jpeg

天守と白鷺。松の木の上に凛とした白鷺。
DSC_0021.jpeg

松本城付近地図


(2009年12月下旬 撮影機材 Nikon D5000)
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

富士・本栖湖(山梨県) [甲信地方の旅]

富士・本栖湖
本栖湖は、富士山の北西山麓にある富士五湖の一つで、最西端に位置する。最大水深は121.6mで、富士五湖の中で最も深く、かつ透明度も高い。

中央自動車道河口湖ICから、国道139号線に入り直進、青木ヶ原樹海を右に見ながら本栖湖に向かう。
本栖湖の湖岸を進むと、世界遺産の碑がある駐車場がある。

千円札の裏面に描かれる富士は本栖湖からの富士山である。    (Adobe Stock my portfolioに掲載)
DFI_0114.jpeg
千円紙幣E号券裏面の逆さ富士。
DSC_8634.jpeg
この逆さ富士は峠(中ノ倉峠)からの撮影写真を図案化したものらしい。

世界遺産の碑と富士山、お札の裏面は撮影スポット。
DFI_0119.jpeg
富士山は「信仰の対象と芸術の源泉」という事で2013年6月に世界遺産に登録された。

本栖湖の湖岸。
DFI_0123.jpeg

本栖湖付近地図


(2016年5月中旬 撮影機材 Nikon Df )
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

別所温泉(長野県)北向観音 [甲信地方の旅]

北向観音
「北向観音」は、長野県上田市の別所温泉にある天台宗の寺院である。平安時代初期の天長2年(825年)比叡山延暦寺座主の慈覚大師円仁により開創された。近隣にある天台宗常楽寺を本坊とする。
DFI_3156.jpeg
北向観音は北向きに建立され千手観音を本尊として現世利益を願い、善光寺は南向きに建立され阿弥陀如来を本尊として未来往生を願うと云う。向き合ってる両方をお詣りしないと「片詣り」と云われるようなので、善光寺をお詣りしたあとには北向観音をお詣りするらしい。

北向きの観音堂、現在の堂は享保6年(1721年)に再建、昭和36年(1961年)に増改築が施された。
DFI_3160.jpeg

「愛染堂」は「愛染明王」を本尊とする境内にある小堂。     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
DFI_3144.jpeg
明治15年(1882年)に献納された。

「愛染かつら」は推定樹齢1200年の霊木、「縁結びの木」。
DFI_3117.jpeg
愛染堂とこの桂(かつら)の木に因んだ恋愛物語「愛染かつら」(川口松太郎著)は戦前・戦後と映画化されている。妻も若き頃、心ときめかせたとか・・小生は歌だけは知ってる。
”花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる道 泣いてくれるな ほろほろ鳥よ〜”というやつ、ほろほろ鳥は食べたことがある。

「洗心」と彫られた手水舎。
DFI_3146.jpeg
こちらの水(温水)は別所温泉の源泉とのことだが、温かかった記憶がない・・。

「温泉薬師瑠璃殿」、伝説には行基菩薩の創建、慈覚大師の再建と云われるらしい。
DFI_3150.jpeg
現在の建物は文化六年(1809年)に再建と云う。

北向観音の参道を撮影。
DFI_3169.jpeg

本堂面前、香炉の上に獅子の像。
DFI_3170.jpeg

御朱印を戴く。
IMG_2624.jpg

北向観音付近地図


今回、善光寺と北向観音をお詣りするにあたり宿泊したのは、信州上田・別所温泉の「旅館桂荘」。
北向観音堂の裏通りにあり、部屋の窓から観音堂が見える。
DFI_3143.jpeg
源泉貸切風呂と地産地消の料理、落ち着いたいい宿でした。

(2018年9月下旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:坂東三十三観音番外札所「善光寺」
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

別所温泉(長野県)安楽寺「国宝・八角三重塔」 [甲信地方の旅]

安楽寺(長野県)国宝・八角三重塔
安楽寺は長野県上田市別所温泉にある曹洞宗の寺院。山号は崇福山、長野県で最古の禅寺と云う。境内に国宝の八角三重塔が在る。

木立に囲まれた参道。                     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
DFI_3161.jpeg

境内、地蔵菩薩が並ぶ道。
DFI_3122.jpeg

国宝・八角三重塔
境内奥の山腹に建つ八角三重塔、日本に現存する近世以前の八角塔としては唯一のもので、昭和27年(1952年)に国宝指定を受ける。
DFI_3130.jpeg
全高18.75m、構造形式は「八角三重塔婆、初重裳階(もこし)付、こけら葺」と云うらしい。

この塔は、鎌倉時代末〜室町時代始め頃の建立と考えられていたが、平成16年(2004年)奈良文化財研究所による年代調査の結果、塔は13世紀末(1290年代)に建築されたものと考えられ、日本最古の禅宗様建築である可能性が高くなったと云う。

八角三重塔と石灯籠。
DFI_3132.jpeg

安楽時付近地図


別所温泉を出て帰京の途中、妻の要望で上田市内にある美術館「無言館」に寄ってみた。
DFI_3179.jpeg
「無言館」は第二次世界大戦で没した画学生の絵画が展示されている。慰霊の場所、暗〜い雰囲気・・。

帰路の田園風景、山から湧き上がる雲と収穫を終えた圃場。
DFI_3178.jpeg

無言館付近地図


(2018年9月下旬 撮影機材 Nikon Df )
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行
甲信地方の旅 ブログトップ