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福聚寺桜(福島県)三春の紅枝垂れ桜 [東北地方の旅]

福聚寺桜 満開
福聚寺は福島県田村郡三春町にある臨済宗妙心寺派の寺院。戦国時代の三春城主田村家の菩提寺である。この境内にある大きな紅枝垂れ桜が「福聚寺桜」。有名な「三春滝桜」を観た折に、宿の方が福聚寺桜も立派ですよと教えてくれたので行ってみた。

福聚寺の門越しに、大きな紅枝垂れ桜。
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天気は上々、青い空に紅枝垂れ桜が映える。
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樹齢は約450年との伝らしい。

境内に入ると他の木々も春を謳歌している。           (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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「吾唯知足」と刻まれた蹲(つくばい)、桜の花びらと共に・・。
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(本作品は写真情報誌「フォトライフ四季」vol.112春号の巻頭写真に採用された。)

境内から染井吉野越しに紅枝垂れを撮影。
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三春滝桜観光の折、三春町内にある寺なので、宿泊した翌日の朝一番に訪れた。
宿は三春で定宿としている、ごはんが美味しい「若松屋旅館」。

福聚寺桜付近地図


(2015年4月中旬 撮影機材 Nikon Df )

関連ブログ:三春滝桜
泊まった宿(じゃらんのHPへ)「若松屋旅館」福島県三春町

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ねぶた前夜祭にて(青森県) [東北地方の旅]

ねぶた前夜祭にて
「青森ねぶた祭り」は、奈良時代(710年~794年)に中国から渡来した「七夕祭」と、古来から津軽にあった習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化したもので、七夕祭りの灯籠流しの変形であろうといわれているが、その起源は定かではないらしい。

令和2年(2020年)残念ながら祭りは中止となったが、平成27年(2015年)青森市に出張の日が「青森ねぶた祭り」の前日にあたり、青森港にて前夜祭が行われているとの情報を得て見物に行った。すでに市内は祭りの準備が進められており、「ねぶた」の通り道には観覧席が設置されていた。

前夜祭ではコンサート等も行われていたが、「ねぶた」はまだ倉庫の中。
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倉庫後方の橋柱は「青森ベイブリッジ」、青森港に架かる橋梁である。

倉庫内の「ねぶた」を撮影。
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広場には「STAR WARS」の「ねぶた」もあった、エピソード7の公開の年。
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「ねぶた」は撮ったけど、明日の「祭りの熱気」を撮ってみたい。が、仕事のため翌朝帰京・・。

青森港付近地図


(2015年8月 撮影機材 Nikon Df )
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旧有備館および庭園(宮城県) [東北地方の旅]

旧有備館および庭園
「有備館」は陸奥国玉造郡岩出山本郷(現在の宮城県大崎市岩出山)に、仙台藩家臣である岩出山伊達家が下屋敷の敷地内に開設した郷学(学問所)である。開校は嘉永3(1850)年頃らしいが、現存する有備館の建物(御改所)は延宝5(1677)年頃に建てられた可能性が高く、下屋敷の隠居所であったそうな。

御改所と池、庭園は回遊式池泉庭園になっている。
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御改所から観る紅葉と、手前は桜の木かな・・。
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紅葉のグラデーション、庭園を廻りながら。
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茅葺き屋根の御改所。
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書院造りで、当主が講義を聞いたり学生に口頭試問を行った場所。

庭園の奥へ。
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林間の紅葉。
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ここは「旧有備館および庭園」として国の史跡および名勝に指定されている。

旧有備館付近地図


(2017年11月上旬 撮影機材 Nikon1 J5)
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青函連絡船「八甲田丸」(青森県) [東北地方の旅]

青函連絡船「八甲田丸」
昭和63年(1988年)3月に運行を終了した青函連絡船、最後の運行を終了した青函連絡船「八甲田丸」は、青森港に博物館船・メモリアルシップとして第二岸壁に繋留された状態で展示されている。
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青函連絡船は明治41年(1908年)に鉄道連絡船として運行が開始され青森港と函館港を結んでいたが、昭和63年(1988年)青函トンネルの開通により、80年間の歴史を閉じた。最後の運行は昭和63年3月13日、「羊蹄丸」が17時00分函館出航、「八甲田丸」は17時05分青森出航、20時55分それぞれ青森・函館着で青函連絡船すべての運行が終了した。

青函連絡船は歴代55隻、その中で「八甲田丸」は歴代最長の現役期間(23年7ヶ月)を誇る。
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「八甲田丸」は昭和39年(1964年)三菱重工神戸造船所にて竣工、全長132.0m、全幅17.9m、総トン数5,382.65t、速力18.2kt、主機関は川崎MAN製ディーゼルエンジン(1600馬力)8基、旅客定員1,286名。

青函連絡船は鉄道連絡船であるので、鉄道車両を船内に格納して津軽海峡を横断、奥羽本線終点の青森駅と函館本線起点の函館駅を結ぶ。「八甲田丸」が繋留されている第二岸壁には線路と架道橋が保存されている。
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「八甲田丸」船尾。
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「八甲田丸」船内には鉄道車両も格納展示されている。
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「DD16型」ディーゼル機関車と「キハ82」気動車。

主機関、川崎MAN製ディーゼルエンジン(1600馬力)。     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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船上甲板には錆びた除雪機が・・青森ですからね。
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青森県観光物産館「アスパム」の展望室から。
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「八甲田丸」のシンボルである「八甲田山」。
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「八甲田丸」付近地図


青森県観光物産館「アスパム」。
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青森港、操舵輪のモニュメント。
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(2020年10月中旬 撮影機材 Nikon Df )
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小岩井農場(岩手県)まきば園と上丸牛舎 [東北地方の旅]

小岩井農場「まきば園と上丸牛舎」
岩手県岩手郡雫石町にある「小岩井農場」、小岩井乳業の牛乳が大好きな妻の要望もあり、秋の小岩井農場を訪ねてみた。小岩井農場は、岩手山南麓に約3,000haの敷地を有するらしいが、その内の約40haが観光エリア小岩井農場「まきば園」として運営されている。

まきば園内の「ミルク館」、天気は雨・・。
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紅葉時期の日曜日だけど、観光客は少ない。

小岩井農場は、岩手山南麓の荒野に大農場を拓くという、当時の鉄道局長官であった井上勝の夢を三菱社顧問の小野義眞と二代目社長である岩崎彌之助が支援し、明治24年(1891年)に開設された。「小岩井」という名前は、この三人の名字から一字ずつ取って作られたものと云う。

荒野開拓のため植林や土塁の構築から始め、火山灰による酸性土壌を石灰散布により中和、湿地帯には暗渠を設け排水を確保、これらの基盤整備は数十年にわたって続けられる。しかし、農業事業は経営改善の見通しが立たず、明治32年(1899年)小岩井農場の経営は井上から岩崎家に引き継がれ、三菱社三代目社長の岩崎久彌によって畜産事業を中心とした経営により発展を遂げていく。

酪農の生産現場であり、小岩井農場の酪農発祥地「上丸地区」には「まきば園」より「上丸牛舎ライナー」に乗っていく。

上丸牛舎の第一号牛舎、近くには小岩井農場資料館がある。    (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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この牛舎は平成29年(2017年)、重要文化財に指定された。

上丸牛舎の第一号サイロと第二号サイロ、このレンガ造りのサイロも重要文化財。
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まきば園への帰りは上丸牛舎遊歩道を散策しながら。
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落ち葉の絨毯。
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遊歩道にある小川。
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まきば園内、雨が強くなってきた・・。
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雨を避けて山麓館農場売店に避難。

漸く雨が止んできて、まきば園に虹が架かる。
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山麓館農場レストランにて予約しておいた「岩手の恵み」ランチで昼食。
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観光客は少ないと思っていたら、レストランは混雑・・予約しといて正解。

雨があがり、岩手山(標高2,038m)がくっきりと。
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山麓館農場レストラン内より撮影。

小岩井農場「まきば園」付近地図


(2020年11月上旬 撮影機材 Nikon Df、Apple iPhone SE)
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