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箱根散策(神奈川県) [南関東の旅]

箱根散策
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根、桃源台駅から箱根駒ヶ岳へ。

桃源台駅および桃源台港は、箱根ロープウェイの駅並びに箱根観光船の専用港。
桃源台の港に停泊する観光船(箱根海賊船)「ロワイヤルII」。   (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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18世紀フランス艦隊旗艦「ロワイヤル・ルイ」がモデル。

今回の箱根訪問は小田急箱根ホールディング(株)主催のフォトコンテスト「箱根の思い出写真展」に入選し、作品が桃源台駅に展示されるというので見に来たもの。
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賞品は小田急のクーポン券、娘達にモデル料として進呈。

昔々、箱根の姥子に会社の保養所があり、幼き娘達と共に毎年のように箱根へ。応募写真はその頃の「箱根の思い出写真」。

会社保養所の最寄駅、箱根ロープウェイ「姥子駅」にて、既に引退した懐かしい「ゴンドラ」。
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応募写真の一枚は箱根駒ヶ岳から富士山をバックに撮影、芦ノ湖に沿って箱根園に向かい、久々に箱根駒ヶ岳に・・残念ながら霞んでいて富士山は見えなかった。

山頂から、毎年箱根駅伝の折り返し点となる箱根町港を撮影。
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箱根駒ヶ岳には箱根元宮という箱根神社の奥宮があり、参道には神が降臨されたという馬降石(注連縄が張ってある)がある。馬降石の横には、稲荷の石像の両側に狛犬が・・不思議。
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箱根山中を抜けて帰途へ、大涌谷近辺では相変わらず火山ガスが道脇から出ている。
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以前にも大涌谷を訪問した折、同じ場所を撮影している。

桃源台付近地図


(2017年10月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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箱根湿生花園(神奈川県) [南関東の旅]

箱根湿生花園
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原にある「箱根湿生花園」は、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園。園内は遊歩道を散策しながら、湿原に咲く花々を楽しめるようになっているが、冬季(12月〜3月中旬)は休園となる。

訪れたのは10月上旬、園内は花も少なく秋の風情である。
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池の中はコウホネ「河骨」、夏に黄色い花を咲かせる。

遊歩道を散策しながら名も知らず撮影した花々、ブログに記すに妻に問うが、わからぬままも多々・・。

ノハラアザミ「野原薊」。                   (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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ワレニコウ「吾木香」 と蝶。
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蝶の種類はわからない・・。

マアザミ「真薊」とスズメガ「雀蛾」。
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雀蛾はとてもすばしっこい。

ホバリング(停止飛行)にてお食事中。
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アケビ「木通」も熟して白い果肉と黒い種子が覗いている。
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遊歩道から秋の風景を撮影、名も知らぬ草花。
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遊歩道脇の地面も秋模様、苔が枯れている・・。
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箱根湿生花園から眺める仙石原のススキ草原。
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園内を一周し、休憩所にて一服、珈琲を飲みながらの撮影。

箱根湿生花園付近地図


(2017年10月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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江島神社(神奈川県) [南関東の旅]

江島神社(えのしまじんじゃ)
江ノ島は、神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島であり、古くから湘南の観光名所となっている。欽明天皇13年(552年)に大地が震動し、天女が十五童子を従えて現れ、江ノ島が造られたと云う伝説があり、勅命により神を祀ったのが江島神社の始まりと云う。

祭神は天照大神が須佐之男命と誓約された時に生まれた三姉妹の女神、夫々の「宮」に祀られている。
・奥津宮(おくつみや)は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
・中津宮(なかつみや)は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
・辺津宮(へつのみや)は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)

小田急線「片瀬江ノ島駅」から歩いて江ノ島に向かう。      (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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逆光に江の島展望塔が聳える。

参道を抜けると「瑞心門(ずいしんもん)」、龍宮城を模した楼門である。
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瑞心門から石段を登ると、辺津宮に着く。辺津宮は田寸津比賣命をお祀りしている。江島神社での祈祷は主にここでご奉仕される。訪問は2017年11月初旬、秋の行楽シーズン、参拝客がいっぱい。
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建永元年(1206年)時の将軍・源実朝が創建。延寶3年(1675年)に再建された後、昭和51年(1976年)の大改修により、現在の社殿が構築された。

江ノ島から港を展望。
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帰りは江ノ電で鎌倉へ、無事カエル。
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江島神社付近地図


(2017年11月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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武蔵御嶽神社(東京都)宿坊「山香荘」 [南関東の旅]

武蔵御嶽神社
武蔵御嶽神社は、東京の奥多摩にある御岳山の山上に鎮座する神社である。由緒によると崇神天皇7年の創建とされ、天平8年(736年)に僧の行基が東国鎮護を祈願し、蔵王権現を勧請したといわれる。中世には山岳信仰が盛んになり修験場として知られたが、戦乱にて荒廃、江戸時代になり徳川家康より朱印地が寄進され、慶長11年(1606年)に大久保長安を普請奉行として社殿を改築、元禄13年(1700年)には徳川綱吉の命により幣殿・拝殿が改築されたと云う。

武蔵御嶽神社(幣殿・拝殿)。                 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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武蔵御嶽神社は御岳山の山上で、指定車両でないと車では行けない。車で行けるのは御岳登山鉄道「滝本駅」まで、そこから御岳登山鉄道「御岳山駅」へ。御岳山駅からは徒歩で約30分、坂道もあり年寄りには結構きつい・・。「滝本駅」には有料駐車場(宿泊客には割引あり)があるので、自家用車はそこに置いていく。

「御岳山駅」からの眺望。
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武蔵御嶽神社に向かって進むと、やがて大きな「神代欅」に出会う。
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推定樹齢は一千年、天然記念物らしい。ここを右に登っていくとお店のある参道へ。

武蔵御嶽神社境内の階段、とにかく登っていく。
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武蔵御嶽神社の狛犬は「ニホンオオカミ」である。
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日本武尊が東征の折、山奥で道を失った軍を導いた白狼に「災いを防ぎこの地を守護せよ」と仰せられ、白狼は言葉に従い「大口真神(おおくちまがみ)」としてこの御岳山に留まり守り神になったと云われる。

幣殿・拝殿にて参拝・・「ご照覧あれ」。
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御岳山宿坊「山香荘」
本日の宿は作家:浅田次郎ゆかりの旅館「山香荘」に宿泊。
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宿坊「山香荘」・・「神坐す山の物語」(浅田次郎著)はこの家での不思議な出来事を記した物語。
物語に出てくる大広間は昼でも暗く、神宿る雰囲気抜群、お風呂場がこの前を通らねば行けず、夜に一人で行くにはちと勇気がいる。宿泊の日は私共夫婦だけしか客がいなかったので、部屋の外にあるトイレに夜一人で行くのは怖い。本を読む前に行った方がいいかも・・。

フロントには浅田次郎の写真。
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ここは民藝の宿でもあるらしく、「道祖神」夫婦和合の神が並んでいた。
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大広間には浅田次郎直筆の原稿「壬生義士伝」が飾られていた、達筆。映画「壬生義士伝」も泣ける・・。
山香荘の料理は絶品なれど、老齢には量が多く少し残してしまった・・おもさげながんす。

武蔵御嶽神社付近地図


(2018年7月中旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:道祖神
読んだ本(Amazonの該当頁へ):「神坐す山の物語」浅田次郎著「壬生義士伝」浅田次郎著
観た映画(Amazonの該当頁へ):「壬生義士伝」
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「山香荘」東京都・武蔵御岳山
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香取神宮(千葉県)晩秋の頃 [南関東の旅]

香取神宮 晩秋の頃
明治以前に「神宮」の称号を持って奉祀されていたのは「伊勢神宮、香取神宮、鹿島神宮」のみであると云う。日本の神話において大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の国譲りに活躍する経津主大神(ふつぬしのおおかみ)を祭神としている。
全国でも有数の古社であり、社伝では神武天皇18年の創建とされている。千葉県香取市に鎮座し下総国一宮、全国の香取神社の総本社、式年大祭は午年(うまどし)の十二年毎。国宝の海獣葡萄鏡があり、本殿や楼門は重要文化財となっている。

古代の関東平野には現在の霞ヶ浦、印旛沼、手賀沼を含む一帯に「香取海」という内海が広がっていた。香取・鹿島神宮はその地勢学的重要地に鎮座し、ヤマト政権における蝦夷進出の兵站基地として機能したと見られている。香取・鹿島神宮は古くから軍神として朝廷の深い崇敬を得ていると云う。

表参道入り口となる「二の鳥居」。                   
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駐車場からここまでが、両側にお店が並ぶ賑やかな通り。表参道に入るとゆるい上り坂、鬱蒼とした木々が視界を覆い、厳かな気分になる。

表参道に入ってすぐ左側に「要石」の表示があり、境外社の「護国神社」に寄り道してみる。
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「護国神社」は昭和21年の創建、明治以降の国難で殉じた香取郡出身者を祀ると云う。    
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護国神社の奥に「要石(かなめいし)」が囲われている。
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「要石」は地中で地震を起こす大鯰を押さえつける守り神として伝わる。常陸国の鹿島神宮にも「要石」があり、鹿島・香取の両要石で地中に棲む大鯰の頭と尾を抑えるとの伝。

香取神宮の参道に戻る。紅葉を観ながらゆるい坂を進む。     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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「三の鳥居」の手前にある「神池」も秋の景色。
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「三の鳥居」から総門、コロナ禍で人との距離をとるための白線が引かれている。
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11月下旬だけど、「七五三」との重なりだろうか本殿まで長い列ができていた。以前にも数度参拝しているので、今回は参拝をあきらめ次の目的地へ。混むのはきらい・・。

(2020年11月下旬 撮影機材 Nikon Df )

香取神宮付近地図


(2009年4月下旬の参拝で撮影した「総門」以降にある「楼門」と「拝殿」、撮影機材 Nikon D40)
「楼門」は重要文化財、元禄13年(1700年)の造営、入母屋造、楼上の額は「東郷平八郎」の筆。
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「拝殿」は国の登録有形文化財、昭和の大修築による造営。    (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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関連ブログ:香取神宮(2009年4月)鹿島神宮
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