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ナンシー(フランス)スタニスラス広場 [フランスの旅]

ナンシー(Nancy)スタニスラス広場(Place Stanislas)
ナンシーはフランス北部、ロレーヌ地方、ムルト=エ=モゼル県の県庁所在地である。かつてはロレーヌ公国の首都であったが、公国は18世紀にフランスに併合された。ナンシーには世界遺産に登録されている三つの広場、「スタニスラス広場」「カリエール広場」「アリアンス広場」がある。

「スタニスラス広場(Place Stanislas)」はロレーヌ公スタニスラスにより18世紀半ばに造られた広場である。スタニスラス公の像が広場の中心。
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左が市庁舎らしい。

旅に雨はつきもの・・。
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右がロレーヌ国立歌劇場(Opéra national de Lorraine)かな。

昨晩の夕食はここの2階でいただきました。
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広場にあるネプチューンの噴水(Fontaine de Neptune)。
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金色の門が映える。

広場を出て、市街にあるロレーヌ公の館(ロレーヌ歴史博物館)を撮影。
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ロレーヌ歴史博物館の近くにある教会。             (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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サンテプヴル教会(Basilica of Saint Epvre of Nancy)。

市街散策で広場近くのペピニエール公園へ。
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季節は秋、よい雰囲気の公園・・。

スタニスラス広場に戻り、再度ネプチューンの噴水を撮影。
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スタニスラス広場付近地図


昨晩宿泊のホテル「Mercure Nancy Centre Stanislas」。
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スタニスラス広場の至近。

ツアーはJALPAKの「東部フランスの田舎とパリを楽しむ8日間」。

(2017年9月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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ナンシー(フランス)ナンシー派美術館 [フランスの旅]

ナンシー派美術館(Musee de L'Ecole de Nancy)
ナンシー派美術館は、エミール・ガレのパトロンであった ウジェーヌ・コルバンの私邸を改装した美術館で1964年に開館。ナンシー派の芸術家たちの作品を多く展示している。
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ナンシー派とは、19世紀末から20世紀初頭にかけて展開したアール・ヌーヴォーの流派。ナンシーを中心に活動し,日本美術に強い影響を受け、草花鳥虫をモティーフに使った自然主義的な表現を特色とする。
ナンシー派の始まりは,ナンシーの工芸家であるエミール・ガレが,1878年のパリ万国博覧会に出品したガラス器や陶器が多くの賞を受賞したことに端を発しているらしい。

ナンシー派美術館、外壁工事中であった。
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美術館に入ると、ナンシー派アール・ヌーヴォーの作品がいたるところに置かれている。
(アール・ヌーヴォーとは「新しい芸術」と云う意味らしい。)

装飾芸術の家具で構成された一室。
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日本美術に強い影響を受けたと云われるが、わかる気がする。
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美術館の庭園、よく整備されている。
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ナンシー派美術館付近地図


ツアーはJALPAKの「東部フランスの田舎とパリを楽しむ8日間」。

(2017年9月上旬 撮影機材 Nikon Df、Apple iPhone 5s)
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ランス(フランス)ノートルダム大聖堂 [フランスの旅]

ランス・ノートルダム大聖堂 (Cathédrale Notre-Dame de Reims)
ランス(Reims)はフランス北部グラン・テスト地域圏の都市、かつてフランス歴代国王の戴冠式が行われたノートルダム大聖堂 (Cathédrale Notre-Dame de Reims)があり、「戴冠の都市」とも呼ばれるらしい。また、数多くのシャンパン・メゾンを有し、シャンパン醸造の一大中心地でもある。

ランス・ノートルダム大聖堂は、496年にフランク王国の初代国王であったクロヴィスが、ランスの司教レミギウスからキリスト教改宗の洗礼を受けたことから、フランス王国設立後も歴代国王の戴冠の秘蹟を授ける聖別式が行われた。

現在の大聖堂は13世紀に焼失した教会の代わりとして建設が始まり、戦乱の中で15世紀には完成した模様だが、その後も動乱や大戦で大きな破壊を受け、再建は1938年に竣工、現在も修復中らしい。
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驟雨が襲ってきたので、急いで聖堂内に避難。
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厳粛な聖堂内。
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祭壇。
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聖堂内奥のステンドグラス。
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画面下の青いステンドグラスは1974年に設置されたシャガールのステンドグラス。

聖書の世界観が描かれているらしい。
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よくわからない・・。

ファサード側を撮影。
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ファサード側薔薇窓の前には自分の首をもった司教の像がある・・少々不気味。
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大聖堂の入り口には彫像が何体も並んでいる。          (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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中でもこの微笑みの天使が有名らしい・・微妙。

大聖堂にはジャンヌ・ダルクが命懸けで、聖別を受けさせるためにシャルル7世を連れてきたと云う。
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大聖堂前のジャンヌ・ダルク像。

ランス・ノートルダム大聖堂は1991年に世界遺産に登録された。

ランス・ノートルダム大聖堂付近地図


ツアーはJALPAKの「東部フランスの田舎とパリを楽しむ8日間」。

(2017年9月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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ランス(フランス)フジタ礼拝堂 [フランスの旅]

フジタ礼拝堂(Chapelle Foujita)
日本人画家の藤田嗣治(レオナール・フジタ)が友人ルネ・ラルーと共に、フランス北部グラン・テスト地域圏のランス(Reims)に建てたロマネスク様式の礼拝堂である。
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堂内壁面には藤田らしい乳白色ベースのフレスコ画が描かれている。この壁画、ステンドグラス等、藤田がすべて設計したらしい。「フジタ礼拝堂」というのは通称で、正式には「平和の聖母礼拝堂(La Chapelle Notre-Dame-de-la-Paix)」というらしい。

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藤田は1955年にフランス国籍を取得、ランス・ノートルダム大聖堂でカトリックの洗礼を受けた。「レオナール(Léonard)」は洗礼名である、レオナルド・ダ・ヴィンチへのオマージュと云う。

フジタ礼拝堂には、藤田と夫人の遺骨が埋葬されている。

フジタ礼拝堂付近地図


ランスでの宿泊は、大聖堂や旧市街まで徒歩圏内のホテル「DE LA PAIX(ド・ラ・ぺ)」。
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パリのオペラ座前の老舗レストランと同じ名前、「LA PAIX」とはフランス語で「平穏」とのこと。

早朝、ホテルの窓からランス市街を撮影、平穏・・。
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ツアーはJALPAKの「東部フランスの田舎とパリを楽しむ8日間」。

(2017年9月上旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon1 J5)
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ランス(フランス)シャンパン・カーヴ [フランスの旅]

ランス(Reims)シャンパン・カーヴ(醸造施設)
フランス北部の都市ランスは、かつて州であったシャンパーニュ地方にあり、シャンパン醸造の一大中心地である。ランスには世界遺産の「ノートルダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院、トー宮殿」があるが、ランス「サン=ニケーズの丘」も世界遺産「シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ」の構成資産の一つとなっているとのこと。

シャンパン(Champagne)とはフランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワインで、この地方において、かつ定められた製法で造られたスパークリングワインのみ「シャンパン」という名称を使う事ができるという。メゾン(Maison)とは「家」、カーヴ(Cave)とは「醸造施設、熟成庫」の意味らしい。

ランス郊外には一面の葡萄畑が広がる、移動中の車窓から撮影。  (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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市内では多くのシャンパンメーカーがカーヴの見学を受け入れているらしい。今回のツアーでは「メルシエ(MERCIER)」というメーカーのカーヴを見学。
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ロビーには世界一大きなワイン樽が置かれている。
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高さ5m、ボトル約20万本分、20トン容量の大樽。1889年のパリ万博に出展されたとのこと。

カーヴの見学にはエレベータで地下に降りる、途中にはメルシエの歴史が紹介されていた。

カーヴに着くと、トロッコに乗って構内を巡る。ディズニーランドみたいだ・・。
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暗いし、動いているし、上手く撮影できない。

かろうじて、壁のレリーフを撮影。
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見学が終わると、お約束のシャンパン試飲・・美味。
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シャンパンは1668年、ドン・ペリニヨンという僧が発酵中のワインを瓶詰めして放置していたら発泡性のワインができたことに気付いたところから始まるらしい。葡萄は「ピノ・ノワール(Pinot Noir)」「ピノ・ムーニエ(Pinot Meunier)」「シャルドネ(Chardonnay)」を使い、ブレンドの比率から味の違いを引き出すと本に書いてあった。(フランスワイン入門/弘兼憲史著)

メルシエ(MERCIER)の葡萄畑にて。
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お土産に買ったポスター、大きな樽を万博会場までたくさんの牛に曳かせていった図。
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メルシエ(MERCIER)付近地図


ツアーはJALPAKの「東部フランスの田舎とパリを楽しむ8日間」。

(2017年9月上旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon1 J5)
関連ブログ:ノートルダム大聖堂(ランス)
読んだ本(Amazonの該当頁へ):「フランスワイン入門」弘兼憲史著
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