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元伊勢内宮皇大神社(京都府)日室ヶ岳遙拝所 [近畿地方の旅]

元伊勢内宮皇大神社・日室ヶ岳遙拝所
京都府福知山市大江町に鎮座する「元伊勢内宮皇大神社」、ここは皇大神宮(伊勢神宮内宮)の元宮であったとの伝承から「元伊勢皇大神宮」または「元伊勢内宮」とも称される。この皇大神社の近くに、神霊降臨の神体山として崇められている「日室ヶ岳(岩戸山)」があり、遥拝所が設けられている。

「日室ヶ岳遙拝所」は皇大神社から天岩戸神社に向かう道なりに。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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皇大神社は、もと日室ヶ岳の山頂にあったとの伝承もあると云う。遙拝所から拝む東斜面は、禁足地であったため、原生林に覆われているらしい。

日室ヶ岳遙拝所は「一願さん」と呼ばれ「一つだけ願い事をすれば叶う」と云う。
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「一願成就」の文字が石碑に刻まれている。煩悩多き身に「一願」は難しい・・。

元伊勢内宮皇大神社は、伝承によると崇神天皇39年(紀元前59年:弥生時代ではないか・・)に、それまで宮中に祀られていた天照皇大神の「別に大宮地を求めて鎮め祭れ」との御教えに従い、永遠にお祀りする聖地を求め、倭笠縫邑(現:奈良県桜井市三輪)をお出になった。まず最初に但波(丹波)へお遷りになり、その由緒により皇大神宮として当社が創建されたが、さらに諸所を経て、垂仁天皇26年(紀元前4年)に、伊勢の五十鈴川上の聖地(今の伊勢神宮)にお鎮まりになった。このことから当社は伊勢神宮内宮の元の宮として「元伊勢内宮」と呼ばれると云う。元伊勢内宮皇大神社ホームページより抜粋)

森青蛙(モリアオガエル)の卵
元伊勢内宮境内の薄暗い池に「モリアオガエルの卵」をみつけた。
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モリアオガエルは日本の固有種、木の枝に卵塊を形成するという珍しい習性を持っている。本州と佐渡島に分布するらしいが、自治体によっては天然記念物や絶滅危惧種に指定されているらしい。

日室ヶ岳遙拝所付近地図


(2022年4月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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元伊勢天岩戸神社(京都府) [近畿地方の旅]

元伊勢天岩戸神社
京都府福知山市大江町には、皇大神宮(伊勢神宮内宮)の元宮であったと云われる「元伊勢内宮皇大神社」がある。この皇大神社の近くに、神霊降臨の神体山として崇められている「日室ヶ岳」があり、その下を流れる宮川渓流に「元伊勢天岩戸神社」が鎮座している。     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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社殿のある岩には鎖が垂らされており、それに伝わって登り参拝する事ができる。

福知山市大江町の「元伊勢内宮皇大神社」と「元伊勢外宮豊受大神社」は、伊勢神宮の元宮との伝承があり、この「元伊勢天岩戸神社」を含め「元伊勢三社」と云われるらしい。

元伊勢内宮皇大神社から日室ヶ岳遙拝所を過ぎて、坂を降っていくと「天岩戸神社」の鳥居に。
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さらに渓流に向かい降りていく。
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「元伊勢天岩戸神社」社殿。
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天岩戸(あまのいわと)は、天照大神が弟である須佐之男命の狼藉に怒り、籠った天石窟(洞窟)を云う。磐戸を閉じて籠ったので、高天原も葦原中国も暗闇となり昼夜の区別もつかなくなった。八百万の神々は、磐戸の前で宴を開き、賑やかさにつられた天照大神が少し開けた磐戸から、天手力男神が天照大神を引き出し、こうして高天原も葦原中国も明るくなった。(日本神話)

境内の社務所付近には、渓流に降りなくても「元伊勢天岩戸神社」を拝める遥拝所がある。
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ちゃんと、注連縄に四手、お賽銭箱もあります。         (Shutterstock my portfolioに掲載)

元伊勢天岩戸神社付近地図


(2022年4月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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