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古墳時代の埴輪と大刀(東京国立博物館にて) [遺跡・古墳]

古墳時代の埴輪と大刀(東京国立博物館にて)
弥生時代の遺跡である「吉野ヶ里遺跡(佐賀県)」、古墳時代の遺跡である「保渡田古墳群(群馬県)」を訪ねて歩くうちに、それまでさして興味を持たなかった銅鐸や埴輪に興味を抱くようになった。東京国立博物館には古墳時代の埴輪などが展示されているので、面白そうなものを撮影してきた。

埴輪「盛装女子」群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土、古墳時代・6世紀、重要文化財。
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スカート状の裳、左前合わせの上着、髪は島田髷、玉類の耳飾り、首飾り、腕飾りで全身を装う。

埴輪「船」宮崎県西都市 西都原古墳群出土、古墳時代・5世紀。
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外洋を航海するための大型の準構造船がモデルとみられると書いてあった。

埴輪「両手を挙げる女子」茨城県茨城町駒場字伊勢ノ台出土、古墳時代・6世紀。
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女子学生的な雰囲気のする埴輪・・。

埴輪「踊る人々」埼玉県熊谷市野原古墳出土、古墳時代・6世紀。(2022年1月中旬撮影 Nikon D5600)
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近年では踊っているのではなく、馬の手綱を引く馬子を表しているという説が有力らしい。

埴輪「猿」伝茨城県行方市大日塚古墳出土、古墳時代・6世紀、重要文化財。
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(2022年6月下旬撮影 Nikon D5600)

金錯銘花形飾環頭大刀、奈良県天理市東大寺山古墳出土、古墳時代・4世紀、国宝
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日本最古の出土銘文刀剣、刀身は中国製で2世紀、環頭部は日本製、倭国大乱があった頃と云われる。

銀象嵌銘大刀、熊本県玉名郡和水町 江田船山古墳出土、古墳時代5〜6世紀。(2024年12月撮影 Nikon1 J5)
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まんがチックな魚と鳥、反対側は馬の銀象嵌である、国宝。

「大刀」と「太刀」は使い分けがある。「大刀」は古墳時代から奈良・平安時代にかけての直刀、平安後期以降の反りのある刀は「太刀」と表記するらしい。

石人、福岡県八女市 岩戸山古墳出土、古墳時代・6世紀、重要文化財。
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石人・石馬は九州北部の古墳の墳丘に立てられた石造の像、出土した岩戸山古墳は被葬者が筑紫君磐井と考えられており、古事記や日本書紀に反乱伝承(磐井の乱:継体天皇22年(528年))が記されていると云う。

東京国立博物館付近地図


(2022年2月上旬 撮影機材 Nikon D5600)

関連ブログ:「吉野ヶ里遺跡」「保渡田古墳群」
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