SSブログ

弥生時代の銅鐸や土器(東京国立博物館にて) [遺跡・古墳]

弥生時代の銅鐸や土器(東京国立博物館にて)
弥生時代の遺跡である吉野ヶ里遺跡(佐賀県)、古墳時代の遺跡である保渡田古墳群(群馬県)を訪ねて歩くうちに、それまでさして興味を持たなかった銅鐸や埴輪に興味を抱くようになった。東京国立博物館には弥生時代の銅鐸などが展示されているので、面白そうなものを撮影してきた。

扁平鈕式銅鐸、伝香川県出土、弥生時代(中期)・紀元前2〜1世紀、国宝。
D56_0891-80400.jpeg
銅鐸の「鐸」は柄付きの楽器を云うらしく、吊るして使用される楽器は「鐘」と云う。日本では古くから「銅鐸」と呼ばれた(続日本紀)が、用途は定かではなく、吊るして使用された形跡を持つものもあると云う。弥生時代後半の紀元前2世紀から古墳時代の直前まで造られた模様である。

弥生時代の土器、茨城県筑西市 女方遺跡出土、弥生時代(中期)・紀元前2〜1世紀。
D56_0899-30987.jpeg
[1]と[2]は鉢型土器、[3]壺型土器、[4]瓢型土器

土偶形容器、長野県上田市腰越出土、弥生時代(前期)・紀元前4〜3世紀。
D56_0897-70077-87c61.jpeg
土偶型容器は人の形を模した容器で、頭部が開いている。その中から小児骨が出土した例もあることから、東日本で流行した再葬墓(さいそうぼ)に係るものと考えられている。

東京国立博物館付近地図


(2022年2月上旬 撮影機材 Nikon D5600)

関連ブログ:吉野ヶ里遺跡保渡田古墳群
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。