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筑波山(茨城県) [北関東の旅]

関東の霊峰 筑波山
筑波山は、茨城県つくば市北端に位置し、標高は877m、男体山と女体山からなる。全域が水郷筑波国定公園内にあり、中腹から山頂は筑波山神社の境内となる。山頂まではケーブルカーで行ける。また、車で筑波スカイラインの終点に行き、ロープウェイで女体山へ向かうルートもある。高校時代には、このケーブルカー沿いに登山をした記憶がある。山頂からは関東平野を一望。

筑波山遠望、常磐道の谷和原ICを筑西市に向かう途中に撮影。   (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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中腹には筑波山温泉街。
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(2016年4月中旬 撮影機材 Nikon Df )

筑波山を御神体と仰ぐ筑波山神社は、温泉街がある中腹にある。ここから山頂まで神社境内となる。

筑波山神社の隣には、坂東三十三観音二十五番札所である「大御堂観音」がある。
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(2015年2月下旬 撮影機材 Nikon D5100)

筑波山の温泉街は中腹であるが、山頂に向かい筑波スカイラインの終着点、ロープウェイの発着駅近くに山頂に最も近い「筑波山 京成ホテル」がある。
眺望は抜群で、関東平野が一望できる。ホテルから富士山夕景を撮影。
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東京近郊夜景、スカイツリー望見。
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(2013年2月中旬 撮影機材 Nikon D5100 撮影データ:55㎜、F5.6、1.0s、ISO800)

筑波山付近地図


関連ブログ:坂東三十三観音二十五番札所「大御堂観音」
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「筑波山 京成ホテル」
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吹割の滝(群馬県) [北関東の旅]

吹割の滝
「吹割の滝」は群馬県沼田市にある片品渓谷にある滝。高さ7m、幅30mと大きくはないが、河床を割くように流れ、横に長く上から見下ろすという珍しい滝である。
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国指定天然記念物であり名勝に指定されている。

吹割の滝の下流にある「般若岩」。
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大きな窪みが般若の口・・らしい。

さらに下流に行くと「鱒飛の滝」がある。
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急な流れに鱒の遡上を妨げるところからの命名とのこと。

吹割の滝の上流には「吹割橋」があり、渓谷の遊歩道の一端をなしている。
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遊歩道は山中を歩く、「熊に注意」の表示があって、ちと怖い・・。

橋から撮影した片品渓谷。滝の上流。              (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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遊歩道から撮影した「吹割の滝」全景。
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「東洋のナイアガラ」と称されると云うが、規模からして・・う〜む。

吹割の滝付近地図


(2017年5月下旬 撮影機材 Nikon Df )

一泊二日で群馬県の小旅行、宿泊は群馬県の定宿である「積善館 山荘」

山荘客室の障子。
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(撮影機材 Nikon1 J5)
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鹿島神宮(茨城県)日本古武道演武大会 [北関東の旅]

鹿島神宮・奉納日本古武道交流演武大会
鹿島神宮は茨城県鹿嶋市にある「神宮」、常陸国一宮、近代までは伊勢神宮・香取神宮・鹿島神宮の三社のみが「神宮」と呼ばれていた。由緒と歴史の長さでは別格の存在で、創建は神武天皇元年(皇紀元年)と伝わる。

鹿島神宮・楼門。                       (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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寛永11年(1634年)水戸藩初代・徳川頼房により奉納された。重要文化財。

鹿島神宮の御祭神「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」は、神代の昔、天照大御神の命を受けて「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」(香取神宮御祭神)と共に出雲の国に天降り、大国主命と国譲りの交渉を成就された神である。

神武天皇が東征の折に窮地に陥ったとき、武甕槌大神が自身の佩刀である「韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)」を遣わされ、神威によりこれを救った。この神恩に感謝された天皇は御即位の年(皇紀元年)に武甕槌大神をこの地に勅祭されたと伝わる。

これらの故事から、鹿島神宮は武将の尊崇を集め「武神」として仰がれるようになったと云う。「韴霊剣」は現存しており、国宝である。

奉納日本古武道交流演武大会
この「武神」を祀る鹿島神宮において、日本古武道協会では例年、「奉納日本古武道交流演武大会」を開催し、古武道の普及振興を図っている。
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拝殿・本殿前に設置された舞台にて演武が披露される。
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拝殿・本殿は元和5年(1619年)徳川二代将軍秀忠が寄進と云う。重要文化財。
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多少なりとも武道に心得のあるものにとっては興味深い催しである。
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演武者はご高齢の方も多く、観ていてハラハラするときも・・。
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境内を奥に進むと「奥宮」がある。武甕槌大神の荒魂を祀ると云う。
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慶長10年(1605年)徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に本宮として奉納、その後二代将軍秀忠の本殿寄進に伴い「奥宮」として移設。

境内奥にある「御手洗池」。
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昔は参拝する前にここで禊をしたと云う。
隣に休憩所「一休」があり、鮎の塩焼きでビールを一杯いただいた、私流の「禊」かな・・。

鹿島神宮近辺地図


(2018年10月上旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:香取神宮
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四万温泉(群馬県)奥四万湖 [北関東の旅]

四万温泉・奥四万湖
四万温泉は群馬県吾妻郡中之条にある温泉地で、昭和29年(1954年)に国民保養温泉地の第一号に指定された名湯である。国民保養温泉地とは、温泉の効能が顕著、湧出量が豊富、付近の景観が優れている等「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するものらしい。

四万温泉にある奥四万湖、紅葉を観に訪れた。
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奥四万湖の湖水はコバルトブルー、「四万ブルー」と呼ぶらしい。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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湖水は酸性が強く魚は見られないと云う。

奥四万湖は「四万川ダム」によりつくられた「ダム湖」である。
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「四万川ダム」は重力式コンクリートダム、平成11年(1999年)竣工。
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堤高は89.5メートルで群馬県が運営するダムとしては最も高いと云う。

ダムの堤では野生の猿がお出迎え。
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四万温泉にある「柏屋カフェ」で一服。
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店内から窓外の紅葉を撮影。
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「柏屋カフェ」のある温泉街は四万川沿いに展開、川に沿った駐車場は紅葉観光の車でいっぱい。

奥四万湖付近地図


(2020年10月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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四万温泉(群馬県)積善館と甌穴 [北関東の旅]

四万温泉・積善館と甌穴
四万温泉は群馬県吾妻郡中之条にある温泉地で、昭和29年(1954年)に国民保養温泉地の第一号に指定された名湯である。国民保養温泉地とは、温泉の効能が顕著、湧出量が豊富、付近の景観が優れている等「温泉法」に基づき、環境大臣が指定するものらしい。

四万温泉での宿泊先は、定宿「積善館」。
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「積善館」は古い宿、元禄年間の開業と云う。

四万温泉の起源は二説。
・坂上田村麻呂による発見説。征夷大将軍として蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が、この地に立ち寄り、温泉を発見した。桓武天皇の御代、延暦年間(782~806年)の発見と云われる。
・源頼光の家臣碓井貞光による発見説。碓井貞光がこの地を訪れ、夜に読経をしていた際、童子があらわれ「汝が読経の誠心に感じて四万(よんまん)の病を治す霊泉を授ける。我はこの山の神霊なり」という神託を夢うつつで聞き、湧き出る温泉を見つけたという。この説の、「四万の病を治す霊泉」に因んで温泉名が「四万温泉」となったとも。永延年間(987~989年)の発見と云われる。

「積善館」の湯治宿。                     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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一階は登録有形文化財指定である「元禄の湯」、アーチ形の大きな窓、5つの浴槽、扉をあけて中に入ると脱衣所と浴槽に仕切りはない。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯屋「油屋」のイメージモデル。

泊まった部屋は登録有形文化財である「積善館 山荘」
山荘の浴室は予約なしで入浴できる貸切風呂で、湯船が二つある。
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妻と二人で入って、湯船は別々に・・。

宿泊の翌朝、山荘の部屋から湯けむりを撮影。
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「四万の甌穴群」
「甌穴(おうけつ)」とは、川の流れが渦を巻いて石や砂が同じところを循環し、川底の岩盤と接触して侵食されてできた穴、長い年月をかけて自然が作り出した彫刻である。

「四万の甌穴群」がある四万秋鹿の渓谷、「四万の甌穴」は群馬県天然記念物である。
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画面左下が大きな「甌穴」・・らしい。

流れが静かな所、複数の「甌穴」が確認できる。
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水の中が鮮明に映るように偏光フィルタ「C-PL」を使用。撮影データ:82mm、f/5、1/100、ISO100、Nikon Df、C-PL

四万川の色は奥四万湖と同じコバルトブルー、「四万ブルー」と呼ぶらしい。

四万温泉積善館付近地図


四万の甌穴群付近地図


(2020年10月下旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon1 J5)
観た映画(Amazonの該当頁へ):ジブリ映画「千と千尋の神隠し」
偏光フィルタ(Amazonの該当頁へ):「C-PL」
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「積善館 山荘」
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