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兼六園(石川県)晩秋 [北陸地方の旅]

兼六園 晩秋の頃
金沢城に隣接する特別名勝「兼六園」。加賀百万石の歴代藩主により形づくられ、江戸時代の代表的な大名庭園として日本三名園の一つに数えられている。一般公開は明治7年(1874年)からである。

兼六園の代表的な図柄は「池を背にした灯籠」。         (Adobe Stock my portfolioに掲載) 
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池の名は「霞が池」、灯籠は「ことじ灯籠」という。

霞が池に面して立つ黒松、「唐崎松」と云うらしい。
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琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てたものという。

灯籠から遊歩道を進むと石橋の「雁行橋」がある。
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並べられた石が、雁が飛んでいくように見えるところから、この名がついたらしい。
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石が亀の形なので「亀甲橋」とも、この橋を渡ると長生きするらしいが、今は保護のため通行禁止。

小川に沿った遊歩道。
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「兼六」の語源は宋の詩人・李格非が洛陽の名園・湖園を謳った詩に由来するという。
     洛人云、園圃之勝、不能相兼者六
     務宏大者少幽邃、人力勝者少蒼古、多水泉者艱眺望
     兼此六者、惟湖園而已
    (洛人の云ふ、園圃の勝、相ひ兼ねるあたはざるは六
     宏大を務むるは幽邃少なし、人力勝れるは蒼古少なし、水泉多きは眺望艱し
     この六を兼ねるは、ただ湖園のみ)

園内「瓢池」にある「兼六園三芳庵」は休憩と食事ができる。
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治部煮、加賀料理をいただきました。

兼六園の桂坂口を出ると金沢城の石川門である。
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写真は石川櫓。

兼六園付近地図


(2017年12月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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