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コルマール(フランス)アルザス・ワイン街道 [フランスの旅]

コルマール(Colmar)アルザス・ワイン街道(Route des Vins d'Alsace)
コルマールはフランス東部、アルザス地域であるオー=ラン県の県庁所在地。かつてはドイツの神聖ローマ帝国自由都市であったが、アルザス地域は幾たびフランスと領有権を争っており、現在はフランス領である。とはいえ、アルザスの民はドイツとは距離を置きつつ、フランスとも同化しないで過ごしてきたらしい。

アルザスは、ボルドー、ブルゴーニュに並ぶフランス三大ワインの銘醸地で、世界でも名だたる白ワインの一大生産地である。アルザスの葡萄畑の丘の裾、約120kmの道が「アルザス・ワイン街道」と呼ばれる。コルマールはこのアルザス・ワイン産業の中心地とのことである。

コルマールへは前泊地であるストラスブールからツアーバスで移動、75kmで約1時間。

観光の中心は旧市街、中世からルネサンス期に建てられたという木組みの家はゲルマン的な雰囲気もあり、あちこちに花が多く飾られて美しい街を演出している。      (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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運河が多い街で「プティ・ヴニーズ(小さなベニス)」と呼ばれるらしい。ストラスブール旧市街は「プティット・フランス(小さなフランス)」と呼ばれていたが、この種の表現が好きな人が多いのかな・・。

「自由の女神像」が街の入り口にそびえており、なんでかなと思ったら、作者である彫刻家バルトルディはコルマールの出身らしい。
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「自由の女神像」はローマ神話の自由の女神リベルタス(Libertas)をかたどったとのこと。

ゴシック建築(1365年完成)の「サン・マルタン教会(Collegiale Saint-Martin)」。
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カラフルな屋根のスレート、美しい教会と云われているらしい。

コルマールの名物(食べるわけではない・・)はコウノトリとか、教会の屋根上に営巣している。
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巣は写真の左上、残念ながらコウノトリはいなかった。

家の間からも教会のコウノトリの巣がよく見える。
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観光スポット「プフィステル館」(または「プフィスタの家」)。
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ジブリ映画「ハウルの動く城」のモデルになった建物らしく、日本人には観光スポットとのこと。

石畳の道には「自由の女神のプレート」が埋め込まれている。
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何かの方向を示していると思うが、さして興味がなかったので、何の方向を指しているかは確認せず。

コルマール付近地図


ツアーはJALPAKの「東部フランスの田舎とパリを楽しむ8日間」。

(2017年9月上旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon1 J5)
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