SSブログ

葛飾柴又帝釈天(東京都) [小さな旅(東京都)]

葛飾柴又帝釈天(経栄山 題経寺)
「寅さん」で知られる、東京は葛飾柴又帝釈天、正式名称は経栄山題経寺といい日蓮宗の寺院である。寛永6年(1629年)の創建、本尊は「帝釈天」ではなく「大曼荼羅」との事である。

京成電鉄の柴又駅から参道を抜けて二天門をくぐると正面が帝釈堂である。
本尊の「大曼荼羅」は帝釈堂の右側に位置する本堂(祖師堂)に祀られているが、皆さんお参りはこの帝釈堂拝殿にて行なっている。
DSC_0339-a52e3.jpeg
この帝釈堂内殿外側には全面に浮き彫りの装飾彫刻(法華経説話)が施されている。見学は有料。

「男はつらいよ」シリーズが終了した後は、観光客もめっきり減った感じがする。撮影したのは5月末の日曜午後であるが、人はまばらであった。毎年初詣に行くが、昨今は参道で人にぶつからない。

本尊を祀る本堂(祖師堂)に入ると大客殿があり、「邃渓園(すいけいえん)」という庭園がある。周囲を回廊が囲む池泉式庭園である。大客殿への拝観は有料、彫刻ギャラリー見学と共通券。

大客殿回廊から邃渓園を撮影。                 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
DSC_0359-55069-5e52a.jpeg

邃渓園を出て、夕刻の帝釈堂を撮影。
DSC_0368-b48b3-32bf9.jpeg

柴又帝釈天の脇道を江戸川に向かって進むと「山本亭」という大正時代の和風建築があり、座敷でお茶がいただける。当時の富裕層のご自宅だったらしく、東京都歴史的建造物に指定されている。「寅さん記念館」と道を挟んで隣接した場所にある。

山本亭の座敷にて撮影。
DSC_0348-d7556-7f102.jpeg
「寅さん記念館」のチケットがあるとお茶の割引がある。

江戸川堤から市川方向を望む。夕刻の河川敷。
DSC_0378-bf725-797a5.jpeg
帰りは北総線の新柴又駅に向かう、少し距離はあるが「寅さん」の気分で・・。

柴又帝釈天付近地図


(2015年5月下旬 撮影機材 Nikon Df )
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。