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戸定ヶ丘歴史公園(千葉県)桜の季節 [小さな旅(千葉県)]

戸定ヶ丘歴史公園 桜の季節
令和6年は春先に寒い日が続き、桜の開花が遅れた。近所の名勝「戸定ヶ丘歴史公園」の桜も、例年だと3月の彼岸過ぎには枝垂れ桜が咲き、すぐに染井吉野が満開となるのだが、4月に入って漸く花が開いた。
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「戸定ヶ丘歴史公園」は敷地内に水戸藩最後の藩主・徳川昭武が、明治の時代を迎え建てた「戸定邸」を有する。座敷開きは明治17年(1884年)、徳川昭武は将軍名代として慶応3年(1867年)のパリ万国博覧会に派遣されており、公園内には、パリ万博の資料や戸定邸の歴史を語る文書や徳川慶喜の遺品等が展示されている「戸定歴史館」がある。最後の将軍・徳川慶喜は昭武の兄である。

東屋付近にある枝垂れ桜、茶室「松雲亭」の窓から観望できる桜である。
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枝を払ってしまったのか、かつての壮麗さを失ってしまったような・・。

枝垂れ桜にはメジロ。                     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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公園の奥にある広場の桜。
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前日の風雨により満開の花は多く散り、桜の絨毯に。
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気持ち良さげに昼寝している方も一緒に撮影・・花見の場所取りかな。

戸定邸の庭園ではユキヤナギが満開。
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季節の花も多く咲いてます。                  (Shutterstock my portfolioに掲載)
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馬酔木(あせび)の花、毒があって馬が食べると酔ったようになるとか・・。

山吹色の山吹。
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ツツジのつぼみ。
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茶室「松雲亭」での抹茶もコロナ禍以降めっきり減った。定期的に開催してくれると嬉しいのだが・・。

園内マップ。(松戸市ホームページより)
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戸定邸付近地図


(2024年4月上旬 撮影機材 Nikon Df、Nikon Zfc)
関連ブログ:戸定邸 枝垂れ桜戸定邸 桜の頃
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真間山弘法寺(千葉県)春 [小さな旅(千葉県)]

真間山弘法寺
高校が近辺であり、高校時代の友人と真間山弘法寺を訪れた。この寺の石段は我が剣道部の鍛錬の場所、仲間と参道の石段を駆け上がったのは半世紀前である。
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石段を上ると仁王門がある。
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千葉県市川市真間にある真間山弘法寺(ぐほうじ)は、奈良時代の僧・行基が「真間の手児奈」の霊を供養するために建立した「求法寺」が始まりとされる。平安時代に弘法大師・空海が伽藍を構えて「弘法寺」と改称したと云われ、鎌倉時代に日蓮の布教を受けて日蓮宗に改宗したと云う。
「真間の手児奈(てこな)」は、多くの男性に慕われつつも誰に寄り添うこともなく、争いを避けるため真間の入り江に身を投げたと伝えられる伝説の美女で、万葉集にも歌われている。

仁王門をくぐると祖師堂があり、ここで参拝。
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境内には枝垂れ桜の「伏姫桜」がある、今年は桜が遅く、まだ三分咲きかな・・
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樹齢は400年以上と云われる。
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ここは戦国時代に里見氏と北条氏の合戦があった場所、「伏姫(ふせひめ)」は「南総里見八犬伝」のヒロインである。

りっぱな客殿。
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客殿前のソメイヨシノもまだチラホラ・・。
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弘法寺の奥、寺宝である「太刀大黒尊天」をお祀りする「大黒堂」。
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「太刀大黒尊天」は日蓮聖人ゆかりの尊像、右手に太刀を翳す。この太刀で貧困を断ち、左手の小槌で富と幸せを招くと云う。参拝する友人。

参拝のあとは近辺の中華料理「芙蓉亭」で昼飲み、餃子が美味しいお店です。

真間山弘法寺付近地図


(2024年3月下旬 撮影機材 Nikon Zfc)
関連ブログ:真間山弘法寺・手児奈霊神堂真間山弘法寺・伏姫桜
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