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アムステルダム国立美術館(オランダ) [オランダの旅]

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)
JALPAK「オランダ・ベルギー・ルクセンブルク9日間」ツアーの2日目、アムステルダム市内散策にてアムステルダム国立美術館を訪れた。
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アムステルダム国立美術館は1885年に現在のミュージアム広場に建てられた。建築家ピエール・カイパース設計のネオルネッサンス様式の美術館は、近代都市アムステルダムの象徴になったと云われる。17世紀のオランダ絵画が充実している美術館だが、見どころはレンブラントの「夜警」である。

「夜警(De Nachtwacht)」レンブラント・ファン・レイン、1642年。
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「夜警」は通称で、題名は「フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊(De compagnie van kapitein Frans Banning Cocq en luitenant Willem van Ruytenburgh)」というらしい。レンブラント・ファン・レイン(Rembrandt Harmenszoon van Rijn)の代表作であり、オランダ黄金時代の絵画の代表作と云われる。
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絵が展示されているところは「夜警の間」、この絵を掲げるためにカイパースによってデザインされた。絵の前では子供たちが座って見学していた、授業の一環であろうか・・日本ではあまり見ない光景だが、本物を観ながら講義を聞く、記憶に残る授業になるだろうなあ。

フェルメール「牛乳を注ぐ女(Het melkmeisje)」の説明を受ける図。
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2019年2月に日本(上野の森美術館)での展示を終えて、再びここに展示されている「牛乳を注ぐ女」。右奥には「青衣の女」がある。

アムステルダム国立美術館はフェルメール作品を4点所蔵(牛乳を注ぐ女、青衣の女、小路、恋文)しているが、この時期「恋文」は日本(大阪市立美術館)に行っており、観ることができなかった。

「愉快な家族」ヤン・ステーン(Jan Steen)、1668年。
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楽しそうな絵だが、人々の堕落を描いていると云う。ヤン・ステーンはこの種の風刺画が多いらしい。

「スケートをする人々のいる冬景色」ヘンドリック・アーフェルカンプ、1608年頃。
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冬のオランダの風景画を得意とした画家である。

アムステルダム国立美術館は2004年より大規模な改修が行われ、本館は10年に亘って閉館されていたが2013年に開館、館内は美術品に劣らず美しい。

美術館内のステンドグラス。                  (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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美術館内の図書館、「カイパース図書館」と云うらしい。
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館内出入り口の回廊。
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アムステルダム国立美術館付近地図


(2019年2月下旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:フェルメール「牛乳を注ぐ女」
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