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中部国際空港(愛知県)フライトパーク [東海地方の旅]

中部国際空港
愛知県常滑市の中部国際空港(愛称:セントレア)、知多半島の沖合で伊勢湾海上の人工島に「愛・地球博(2005年日本国際博覧会)」開催に合わせて開港した。
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24時間運用可能な長さ3,500mの滑走路を有する海上国際空港である。
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フライトパーク
空港内にある施設「フライトパーク」には、ボーイング787初号機(ZA001)が展示されている。
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「ボーイング787型機(B787)」の約35%は、日本の中部地域で部品が製造されており、ここ中部国際空港から大型貨物機にて、ボーイング社(米国)の最終組立工場に輸送されている。中部国際空港とボーイング社は、部品の一部保管など、B787の製造・輸送の円滑化に向けて協力をしてきた関係にある。
このような背景から、B787の初号機(ZA001)は最後のフライトで中部地域に”里帰り”し、ボーイングから中部国際空港に寄贈された。
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B787型機は、機体構造の50%(重量比)に炭素繊維複合材を使用しており、長い航続距離と低燃費を実現させている。旅客機における炭素繊維複合材の採用はB787が世界初、航空機では航空自衛隊F-2戦闘機の主翼構造が世界初である。(複合材一体成型主翼の試作品が、かつて三菱重工名航史料室に展示されていた。)

B787初号機(ZA001)は2009年12月に初飛行、B787の性能や安全性などのテストに使用され、2015年6月にシアトル・ボーイングフィールドから中部国際空港へ最終フライトとなった。
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エンジンは「ロールス・ロイス トレント1000」、高バイパス比のターボファンエンジン。
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主脚もおもしろい構図で撮影できる。「BOEING STORE」と「シアトルテラス」が後方に。
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タイヤサイズは「50×20.0 R22」、BS製AIRCRAFT RADIAL。

フライトパークの展示エリアにはキッズコーナーも、階上の「シアトルテラス」はボーイング創業の街シアトルをテーマとしたエリアで、飛行機を見ながら食事ができる。
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「ロールス・ロイス トレント1000」エンジン。
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渦巻模様は作動確認とバードストライク防止のためらしい。

中部国際空港付近地図


「ロールス・ロイス トレント1000」を見ながら、フィッシュ・アンド・チップスでビール。
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(2023年3月中旬 撮影機材 Nikon1 J5)
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