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坂東三十三観音番外札所「善光寺」 [坂東三十三観音巡礼]

善光寺・坂東三十三観音番外札所
信州「善光寺」は、長野県長野市元善町にある無宗派の単立仏教寺院である。日本において仏教が諸宗派に分かれる以前からの寺院であり、宗派の別なく宿願が可能な霊場となっている。本尊は日本最古と伝わる「一光三尊阿弥陀如来」像で、秘仏である。山号は「定額山」(じょうがくさん)と云う。
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善光寺は日本百観音(西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音)の番外札所となっており「結願したら、信州の善光寺に参る」と云われている。我ら夫婦は日本百観音を巡る気力はないが、坂東三十三観音巡りを結願し、願いも叶ったので信州「善光寺」にお礼参りをすることにした。

善光寺「仁王門」、大正7年(1918年)の建立、登録有形文化財。 
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仁王門から参道と山門を撮影、扁額は山号である「定額山」。

参道に入り、街灯越しに山門を撮影。              (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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参道で善光寺住職より功徳を受ける善男善女。
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善光寺「山門」は重要文化財、寛延3年(1750年)の建立。
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山門には登ることができ、参道や本堂・境内を眺めることができる。鳥除けに網が張られているが・・。

山門より参道方向を撮影。
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本堂と境内。
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善光寺「本堂」、宝永4年(1707年)の竣工、国宝である。
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本尊の秘仏「一光三尊阿弥陀如来」像が安置されている。

本尊の「一光三尊阿弥陀如来」は、天竺から百済を経て、欽明天皇13年(552年)仏教伝来に伴い日本に伝えられた日本最古の仏像と云われる。日本に伝来するも廃仏派の物部氏によって捨てられ、難波の津に漂着、上洛していた信濃の役人「本田善光」に拾われ、信州に如来堂を建立して祀ったと伝えられる。

伝承によると、本尊が現在の地に遷座したのが皇極天皇元年(642年)で「本田善光」の名に由来する「善光寺」は皇極天皇3年(644年)に創建された。開基は皇極天皇、勅願であると云う。

善光寺「本堂」より、左端に見える塔は日本忠霊殿・善光寺史料館。
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勧募窓口にて納経帳「坂東三十三観音帳」に御朱印を戴く。
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信州善光寺付近地図


善光寺詣りのあとは、別所温泉にある「北向観音」にお詣りする。善光寺は南向きに建立され阿弥陀如来を本尊として未来往生を願う、北向観音は北向きに建立され千手観音を本尊として現世利益を願うと云う。向き合ってる両方をお詣りしないと「片詣り」と云われるようなので、善光寺をお詣りしたあとには北向観音をお詣りするらしい。

(2018年9月下旬 撮影機材 Nikon Df )
関連ブログ:別所温泉「北向観音」
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