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ノイシュバンシュタイン城(ドイツ) [ドイツの旅]

霧のノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)
ロマンチック街道の終点フュッセンの東南東に位置する、バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀に建築された城である。伝統的な建築様式に見えるが、石造りではなく鉄骨組みのコンクリートおよびモルタル造りである。建設は1869年に開始され1886年には居住可能な程度に完成し、ルートヴィヒ2世はここに住まう。

訪れた日は霧が深く、おまけにノイシュバンシュタイン城は修復工事中であった。
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ビュースポットのマリエン橋から撮影。

入城すべく城に近づく。風はなく、霧だけ深い。         (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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城門。
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城門を入ってすぐの広場。
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ルートヴィヒ2世は中世騎士道への憧れを強く抱いており、その具現化のためにロマンチックな城の建設に邁進する。当時バイエルン政府は普墺戦争による多額の賠償を抱えていたにも関わらず、ノイシュバンシュタイン城以外にも城の建設を進めた。

バイエルン政府は危機感を募らせ、ルートヴィヒ2世を統治不能としてシュタルンベルク湖畔のベルク城に軟禁した。翌日、ルートヴィヒ2世は湖にて主治医と共に謎の死を遂げる、1886年。

ルートヴィヒ2世がノイシュバンシュタイン城に居住したのは僅か172日間と云われる。

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霧の中のノイシュバンシュタイン城尖塔。

城を去り、帰路の山中から街を望む。
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山の霧は晴れないまま、霧のノイシュバンシュタイン城。
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ノイシュバンシュタイン城付近地図


ツアーはJTBの「よくばりロマンチック街道とスイス・ベルサイユ・パリ7日間」に参加。

(2012年11月中旬 撮影機材 Nikon D5100)
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