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向島百花園(東京都)秋の気配・その2 [小さな旅(東京都)]

向島百花園 秋の気配
東京都墨田区東向島にある都立庭園「向島百花園」、江戸時代後期の開園当初には、約360本の梅が植えられ、梅の名所として「新梅屋敷」と呼ばれていたと云う。「百花園」という名は「梅は百花に魁けて咲く」ところからきているらしい。

園内、池のほとりの藤棚から、なんとなく秋の気配。
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「赤いカボチャ(南瓜)」
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カボチャの原産はアメリカ大陸、16世紀に日本に渡来。ハロウィンも近い・・

熟れた「ゴーヤ(苦瓜)」の実。
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原産地は熱帯アジア、未熟な緑色の果実を野菜として食用。「ゴーヤ」は沖縄の方言。

「紀伊上臈杜鵑草(キイジョウロウホトトギス)」
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散策している方から、めずらしい花が咲いているわよと教えられて撮影。ホトトギス属の植物らしいが、紀伊半島南部の固有種で、分泌する和歌山・奈良・三重各県で絶滅危惧類に指定されている。

「紅葉葵(もみじあおい)」
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アオイ科の宿根草で北米原産。葉がモミジに似ているから紅葉葵(もみじあおい)と云うらしい。

「梅擬(うめもどき)」
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モチノキ科の落葉低木、葉の形が梅の葉に似ていることから梅擬(うめもどき)。

「水葵(みずあおい)」
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淡水に生える抽水植物、一年草。

百花園の出入り口。
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65歳以上の入園料は半額で「70円」である。

民営としての百花園の歴史は昭和13年(1938年)まで続き、同年10月に東京市に寄付、翌年には東京市が有料で制限公開を開始した。昭和20年(1945年)3月の東京大空襲で全焼となったが復興し、昭和53年(1978年)には文化財保護法により国の名勝及び史跡の指定を受けている。

向島百花園付近地図


(2024年10月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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