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瀬戸内しまなみ海道(愛媛県)大三島・大山祇神社 [四国地方の旅]

瀬戸内しまなみ海道「大三島・大山祇神社」
瀬戸内海に浮かぶ島々(向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島)を7つの橋で結んだ「瀬戸内しまなみ海道」、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路で西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路からなる。

小説「村上海賊の娘(和田竜著)」を読んで興味を持ち、村上海賊ゆかりの地を訪れてみた。広島県尾道市から「瀬戸内しまなみ海道」に入り、瀬戸内海の多島美を観ながらのドライブである。

大三島(愛媛県今治市)にある「大山祇(おおやまづみ)神社」は、大三島町宮浦にある神社。古来より日本総鎮守として尊称され、伊予国の一宮、三島神社や大山祇神社の総本社である。
養老3年(719年)に現在の地(大三島町宮浦)に遷座、それ以前は大三島南東部にあたる瀬戸(上浦町瀬戸)に祀られていたらしい。

「総門」                           (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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元亨2年(1322年)に焼失してから688年ぶりの復元、平成22年(2010年)奉祝。

境内中央にある「乎千命(おちのみこと)御手植の楠」。
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伝承では樹齢2600年、天然記念物「大山祇神社の楠群」の一つである。
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「神門」は、寛文元年(1661年)松山藩主松平定長からの寄進。
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老朽化のため建て替えられ、平成28年(2016年)に竣工。

「拝殿」は、元亨2年(1322年)に兵火で焼失、室町時代の応永34年(1427年)に再建と云う。
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重要文化財。

御本社御祭神は「大山積神(おおやまづみのかみ)」。摂社・上津社御祭神は「大雷神(おおいかづちのかみ)」また姫神。摂社・下津社御祭神は「高靇神(たかおかみのかみ)」また姫神。御本社と両摂社の三社を以て大山祇神社と崇めまつる信仰となっている。(大山祇神社HPより抜粋)

「大山積神(おおやまづみのかみ)」は別名として「和多志大神(わたしのおおかみ)」「三島大明神」とも。伊弉諾尊と伊弉冉尊の間の子で、磐長姫命と木花開耶姫命(瓊瓊杵尊の妃)の父であると云う。

「十七神社」、御神像17躯(国指定重要文化財)を安置する建物。
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由緒書によれば正安年間(1300年頃)の創建、永和4(1378)年に再建されたと云う。

大山祇神社付近地図


(2019年10月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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