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元伊勢内宮皇大神社(京都府) [御来光の道]

元伊勢内宮皇大神社
京都府福知山市大江町に鎮座する「元伊勢内宮皇大神社」、北緯35度25分に位置し、日本の主要な霊場が並ぶレイライン「御来光の道」を成す一つである。ここは皇大神宮(伊勢神宮内宮)の元宮であったとの伝承から「元伊勢皇大神宮」または「元伊勢内宮」とも称される。
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伝承によると崇神天皇39年(紀元前59年:弥生時代ではないか・・)に、それまで宮中に祀られていた天照皇大神の「別に大宮地を求めて鎮め祭れ」との御教えに従い、永遠にお祀りする聖地を求め、倭笠縫邑(現:奈良県桜井市三輪)をお出になった。まず最初に但波(丹波)へお遷りになり、その由緒により皇大神宮として当社が創建されたが、さらに諸所を経て、垂仁天皇26年(紀元前4年)に、伊勢の五十鈴川上の聖地(今の伊勢神宮)にお鎮まりになった。このことから当社は伊勢神宮内宮の元の宮として「元伊勢内宮」と呼ばれると云う。元伊勢内宮皇大神社ホームページより抜粋)

元伊勢内宮皇大神社は京都丹後鉄道の大江山口内宮駅が最寄駅となる。当初電車で行こうと思ったが、竹田城址訪問と併せた旅程にしたので、但馬空港でレンタカーを借りて車で行った。ナビに従って走ったが、途中の山越え(兵庫県から京都府へ)は狭い山道で、とんでもない道であった。神社近辺の駐車場に車を止めて、料金箱に¥500投入、いざ参拝へ。
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鳥居をくぐると、参道の石段(220段らしい)が続く。
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石段の終わりが見えてきた。
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拝殿並びに本殿。                       (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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本殿は「茅葺の神明造」、古来の簡素で素朴な建築様式を今に伝えると云う。
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当社は60年毎の式年遷宮があったらしいが、明治5年(1872年)以降途絶え、平成22年(2010年)に大改修が行われたと云う。

左殿(本殿向かって右)は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)の宮。
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元伊勢内宮皇大神社には八十余の小宮が、本殿を中心に前後左右を囲んでいる。
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「黒木の鳥居」
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正面鳥居は、樹皮のついた丸太のままの杉で、素朴な様式の鳥居。

訪問当日は、何がしかの祭事が行われていた模様。
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一緒に拝ませてもらった・・ご照覧あれ。

「御来光の道(レイライン)」
我が国の北緯35度22分付近には、有名な山岳や神社仏閣が並んでいる。春分と秋分に日の出の陽光が貫くこのレイラインは「御来光の道」と呼ばれ、神秘的なパワーをもたらすと云われる千葉県の玉前神社から、神奈川県の寒川神社、富士山、滋賀県の竹生島神社、京都府の元伊勢内宮皇大神社、鳥取県の大山、島根県の出雲大社などの有名かつ神聖な霊場が並ぶ。

元伊勢内宮皇大神社付近地図


(2022年4月下旬 撮影機材 Nikon Df )

関連ブログ:「御来光の道(レイライン)」
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南宮大社(岐阜県)美濃国一宮 [御来光の道]

南宮大社 美濃国一宮
南宮大社は岐阜県不破郡垂井町、南宮山の山麓に鎮座する神社で「美濃国一宮」である。
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南宮大社は「金山彦大神(かなやまひこのかみ)」を主祭神としている。「金山彦神」は神産みにおいて伊耶那美命(いざなみのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を産んで火傷で苦しんでいる時に、その嘔吐物から化生した神である。鉱山を司る神であり、南宮大社は全国の鉱山・金属業の総本宮として信仰を集めていると云う。

金山彦大神は神武天皇東征の際、八咫烏を輔けその力を顕わし、不破郡府中の地に祀られた。 後に第十代崇神天皇の御代に現在の地に鎮座、国府から南方に位置するため「南宮大社」と云われる様になった。

慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いで社殿が焼失、現在の社殿は寛永19年(1642年)に三代将軍徳川家光により再建されたものと云う。再建は「春日の局」の願いによるものらしい。(南宮大社HPより)

楼門と石橋橋。
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高舞殿と拝殿。
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手水舎、奥は神興舎。
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築地塀に並ぶ石灯籠
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御来光の道(レイライン)
我が国の北緯35度22分付近には、有名な山岳や神社仏閣が並んでいる。春分と秋分に日の出の陽光が貫くこのレイラインは「御来光の道」と呼ばれ、神秘的なパワーをもたらすと云われる。南宮大社の所在は北緯35度21分、御来光の道にあるパワースポットの一つである。

南宮大社付近地図


(2023年3月中旬 撮影機材 Nikon1 J5)

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真清田神社(愛知県)尾張国一宮 [御来光の道]

真清田神社 尾張国一宮
真清田(ますみだ)神社は愛知県一宮市真清田に鎮座、尾張国の一宮である。祭神は天火明命(あめのほあかりのみこと)で、この神は天照大神の孫神であるらしい。

最寄駅はJR尾張一宮駅か名鉄一宮駅、商店街のアーケードを抜けると「鳥居」と「楼門」がある。
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「鳥居」より商店街方向を撮影。
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創建については神武天皇年間説と崇神天皇年間説とがあるようだが、いずれも文献は中世以降のものらしく、伝承は定かになっていないらしい(Wikipediaより)。とはいえ、境内に「御鎮座2650年」とあったから、真清田神社は神武天皇年間説のようだ。
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社殿は昭和20年(1945年)の空襲で焼失、戦後再建された。
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「拝殿」から「本殿」                     (Shutterstock my portfolioに掲載)
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「楼門」は焼失を免れたが、昭和36年(1961年)に再建。
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真清田神社は、平安時代に弘法大師による雨乞い祈願で「御祭神が八頭八尾の大きな龍に乗って現れ雨を降らせた」という伝承があり、水神として崇拝される。境内には「神水舎」という祈願所がある。
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「御鏡に心を写し、姿を正しましょう」とあったので、持参のカメラで心を写してみた。
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心が写ったか、どうか・・姿も傾いているような・・。

真清田神社付近地図


御来光の道(レイライン)
我が国の北緯35度22分付近には、有名な山岳や神社仏閣が並んでいる。春分と秋分に日の出の陽光が貫くこのレイラインは「御来光の道」と呼ばれ、神秘的なパワーをもたらすと云われる。真清田神社の所在は北緯35度18分、御来光の道にあるパワースポットの一つである。

(2023年3月中旬 撮影機材 Nikon1 J5)

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