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陶磁器(東京国立博物館にて) [東京国立博物館]

陶磁器(東京国立博物館にて)
陶磁器とは土器・陶器・磁器などの焼き物の総称らしいが、字の如く「陶器と磁器」を指していると思っていた。若い頃はまったく興味がなかったが、「開運!なんでも探偵団」とかをみて、だんだん知識がついてきて少し興味を持つようになり、東博を訪れた際にも写真を撮るようになった。

陶器は粘土を主原料とし珪石と長石を配合、施釉をして1200°C以上で焼成する。益子焼・備前焼・瀬戸焼・唐津焼・美濃焼・常滑焼・信楽焼・萩焼などが代表的な陶器。

「褐釉蟹貼付台付鉢(かつゆうかにはりつけだいつきはち)」初代宮川香山 作(明治14年)
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本物さながらの蟹が目を惹く・・第二回内国勧業博覧会出品、重要文化財

志野茶碗(しのちゃわん) 銘「橋姫」美濃、安土桃山〜江戸時代・16〜17世紀
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志野の中でも初期の作らしい

黒楽茶碗(くろらくちゃわん) 銘「尼寺」長次郎、安土桃山時代・16世紀
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楽茶碗は京都の陶工・長次郎によって創始された茶の湯の碗

大井戸茶碗(おおいどちゃわん)「有楽井戸(うらくいど)」朝鮮、16世紀
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高麗茶碗・大井戸の名碗、織田有楽斎、紀伊國屋文左衛門所持の茶碗、重要文化財

磁器は磁石を粉砕した石粉を主原料とする、成分的には陶器と同じだが配合が異なる、施釉をして高火度の1350°C以上で焼成、吸水性はなく白色で硬い。有田焼(伊万里焼)・九谷焼・砥部焼・波佐見焼などが代表的な磁器。

「色絵翡翠図平鉢(いろえかわせみずひらばち)」伊万里、江戸時代・17世紀
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眼光鋭い翡翠の絵柄、金継ぎも絵になっている

「銹地染付桃文皿(さびじそめつけもももんさら)」伊万里、江戸時代・17世紀
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鉄の釉薬を使い、一部をかけ残して図様を表す「吸坂手」の作品

東京国立博物館(東博)付近地図


(2023年1月〜11月 撮影機材 Nikon1 J5)
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