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国立科学博物館(東京都)恐竜化石 [国立科学博物館]

国立科学博物館(科博)恐竜化石
東京都台東区の上野恩賜公園内にある「国立科学博物館(科博)」、若き頃から興味の赴くままに幾度となく訪れていたが、齢を得て常設展の入場が無料になり、かつ孫も無料なので、昨今訪れる機会が増えた。

昔々と違って綺麗かつ明るくなった「科博」、孫を連れて訪れるのは地球館の恐竜である。結構、興味ありげに観てくれる、目移りが激しいので追いかけるのに苦労するけど・・。

ティラノサウルス(Tyrannosaurus):「Bucky(バッキー)」レプリカ。
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ティラノサウルス(学名:genus Tyrannosaurus)は、約6,800万年前〜約6,600万年前の中生代白亜紀末期(マーストリヒチアン)に北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜。展示されているティラノサウルスは、1998年にアメリカ・サウスダコタ州で発見された「Bucky(バッキー)」という愛称を持つ個体のレプリカである。

トリケラトプス (Triceratops) :レプリカ。
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中生代白亜紀末期(マーストリヒチアン)の、北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜の一属、肉食恐竜のティラノサウルスと睨み合う様に展示されている。

国立科学博物館には世界で2個体しか見つかっていないトリケラトプスの全身骨格がある。

トリケラトプス (Triceratops) 「Raymond(レイモンド)」実物化石。
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アメリカ・ノースダコタ州で1933年に発見された個体。地表に露出していた左半身は侵食されて無くなっていたが、地中にあった右半身は尻尾以外ほぼすべての骨が残っていた。発見された状態と同じ、地層に横たわった姿勢で(地中側を上にして)展示されている。孫に本物だぞと言ってもレプリカのほうばかり見ている・・。

ヒパクロサウルス(Hypacrosaurus)親子(含む実物化石)。
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アメリカ・モンタナ州で中生代白亜紀後期(約7,500万~6,700万年前)に生息していたカモノハシ恐竜の一属。鳥のようだ・・。

地球館の1階にある地球史の部屋に展示されている「アロサウルス(Allosaurus)」の実物化石。
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中生代ジュラ紀後期(約1億5,000万年前)の北アメリカに生息していた大型肉食獣脚類、この化石は国立科学博物館で昭和39年(1964年)に公開された日本初の恐竜骨格で頭部以外は実物化石。当初は本館(現日本館)の中央ホールにゴジラのように尻尾を地につけて展示されていた。

日本館3階の「フタバスズキリュウ(双葉鈴木竜、Futabasaurus suzukii )」実物化石。
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フタバスズキリュウは、中生代白亜紀後期(約8500万年前)に日本近海に生息していた首長竜。昭和43年(1968年)に福島県いわき市の大久川河岸で発見された新属新種の首長竜化石である。首以外の全身7割が実物化石と云う。

国立科学博物館(科博)付近地図


国立科学博物館(National Museum of Nature and Science)は明治5年(1872年)に湯島聖堂内にて国内初の博覧会が開催され、文部省博物館が設置されたことに起源をもつと云う。
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上野の本館(現在の日本館)は昭和5年(1930年)の竣工、重要文化財に指定されている。
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                               (Adobe Stock my portfolioに掲載)

日本館の階段下にある「フーコーの振り子」、昭和9年(1934年)からの展示らしい。
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以前は振り子が立っているピンを倒していって、時の経過による地球の自転を示したが、いつからかピンが電飾に変わっていた・・。

(2022年2月上旬 撮影機材 Nikon D5600)
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