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竹田城址(兵庫県) [近畿地方の旅]

竹田城址
兵庫県朝来市和田山町竹田にある「竹田城址」、標高353.7mの古城山(虎臥山)山頂に築かれた山城の遺構である。この地域は秋の晴れた朝に濃い霧が発生する事が多く、朝霧に囲まれた城址が雲海に浮かぶように見えるところから「天空の城」とも呼ばれるようになったらしい。

竹田城は、播磨・丹波・但馬の要衝の地に、但馬守護の山名氏によって嘉吉年間(1441〜1443年)に築かれた。築城に関しては不明な点が多いらしいが、戦国時代の天正5年(1577年)羽柴秀吉の但馬攻めにより羽柴秀長が城代となり、これ以降、織豊方の拠点城郭として機能する。しかし、関ヶ原では敗軍側となり、慶長5年(1600年)に幕府の方針により廃城となる。       (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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南二の丸から天守台を望む

竹田城は別名「虎臥城」とも呼ばれ、天守台・本丸を中心に、三方に向けて放射状に曲輪(北千畳・南千畳・花屋敷)が配置されており、縄張りの規模は東西に約100m、南北に約400m、廃城から約400年を経ているが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、石垣遺構としては全国屈指の規模を誇ると云う。
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(城跡内観覧ルート:竹田城跡公式HPより)

竹田城址には車で行けないので、「山城の里」という竹田城跡に最も近いお立寄処にレンタカーを止めて、「天空バス」とやらで竹田城址へ向かう。(歩いて40分らしいが、立雲峡で疲れた・・)
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「山城の里」施設、バス停は売店・レストラン前。

バス停「竹田城址」からも坂道(登り)を結構歩く、途中に落ちそで落ちないという岩が祀られていた。
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「落ちない岩」と云うので、合格祈願になるらしい。とりあえず、拝んでおいた。

観覧券(¥500)を購入して入城、すぐに大きな石垣が出迎えてくれる。
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北千畳の石垣、竹田城の石垣は「穴太(あのう)積み」、出角部分は「算木積み」である。

北千畳にて休憩。
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北千畳からの眺め。
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北千畳から三ノ丸に上がってくる通路。
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竹田城の天守台に向かう。
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「竹田城址」表記について
ずっと竹田「城址」だと思っていたが、「城跡(じょうせき)」の記載がパンフレットやホームページではなされている、これだけりっぱな石垣が残っているので「城址(じょうし)」の方が字義に合うと思うので、やっぱり「竹田城址」にした。「址」は常用漢字にないらしいけど・・。

竹田城址付近地図


(2022年4月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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