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武蔵御岳山(東京都) [南関東の旅]

武蔵御岳山
武蔵国の御岳山「武蔵御岳山」は標高929m、古くから山岳信仰の対象となっており、山上には「武蔵御嶽神社」が建立されている。東京都青梅市にあるので都心からも近く、新緑や紅葉の時期には宿泊客や登山客で賑わう。

御岳山には指定車両でないと登れないので、車は御岳登山鉄道「滝本駅」の駐車場に置き(有料であるが、宿泊証明をもらうと割引となる)、御岳登山鉄道で「御岳山駅」へ。

「御岳山駅」駅前広場からの眺望。
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御岳山駅から武蔵御嶽神社へ向かう道は、神社の参道であり最初に鳥居がある。訪れたのは紅葉の時期、紅葉狩りをしながら参道を・・ゆっくりと。
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神社に近くなると坂もきつくなり、日頃の運動不足がたたって息が切れる。やがて大きな「神代欅」に出会う。推定樹齢は一千年の天然記念物である。
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参道は武蔵御嶽神社の御師が宿坊などを営む「鳥居前町(神社の門前町をこう呼ぶらしい)」となっており、本日の宿も御岳山宿坊、再訪である。

御岳山宿坊「山香荘」
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宿坊「山香荘」は作家「浅田次郎」ゆかり(母方実家)の宿。
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浅田次郎著「神坐す山の物語」はこの家での不思議な出来事を記した物語。

数年前の宿泊では客が我々夫婦だけ、宿の大広間は昼でも暗く、物語の通り「神坐す」雰囲気抜群であった。季節は夏、部屋の外にあるトイレに一人で行くのは怖い・・夏の夜だった。

今回は久々の宿泊、暗かった大広間は明るい食堂になっており、宿泊客も多数、「神坐す」雰囲気が薄れたのはちと残念だったが、料理は相変わらず美味しく・・食欲の秋を満喫した。

ここは「民藝の宿」とも謳っており、ラウンジには民藝品が並んでいる。
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売ってもいるので・・コーヒーカップを購入。

宿からは、通ってきた参道入り口の鳥居が見える。
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関東平野も一望、関東の霊峰「筑波山」、翌早朝。        (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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朝日に映える紅葉、宿の窓から。
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武蔵御岳山地図


(2021年11月中旬 撮影機材 Nikon Df )
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