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熊本城(熊本県)復旧後 [九州地方の旅]

熊本城 復旧後
平成28年(2016年)4月、熊本地震により被災した「熊本城」、令和3年(2021年)早春に天守復旧となった。早々に観に行きたいと思っていたが、令和3年の春は「緊急事態宣言」とやらで自粛自粛の大騒ぎ、少し落ち着いてきた秋口に訪れることができた。

復旧なった「熊本城」、連結式望楼型三重6階の天守である。    (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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平成26年(2014年)の震災前に撮影した写真。
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「熊本城」は戦国時代末期、加藤清正により天正19年(1591年)から築城が始まり、江戸時代、慶長12年(1607年)に完成した。天守は連結式望楼型三重6階であるが、西南戦争中の明治10年(1877年)に原因不明の出火により焼失した。再建されたのは昭和35年(1960年)で、RC構造の熊本市立熊本博物館分館として外観復元がなされ、平成にかけて城郭内の建造物等も復元となった。しかし、平成28年(2016年)の地震で大きな被害を受け、現在も復旧が進められている。

令和3年(2021年)に天守は復旧したが、城内には至る所に地震の傷跡がみられる。

石垣が崩れ、建物も歪んでいる「数寄屋丸二階御広間」。
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崩れた石垣と天守。
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城内は以前のように自由に歩き回ることはできず、決められたルートを進む。
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写真は「南ルート」用の橋、この橋を歩いて天守に向かう。

「二様の石垣」は健在、上に行くほど反りがきつい「武者返し」。
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西南戦争では焼失を逃れた「宇土櫓」であるが、まだ復旧に着手されていない。
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築城時からの現存櫓であり重要文化財、三重5階の櫓は熊本城では天守を除いて最大の櫓。清正の創建した初代天守との見方もあるらしい。

被災前の「宇土櫓」(2014年9月撮影)。
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天守からの眺望、「宇土櫓」と「北ルート」用の橋。
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平左衛門丸からの連結式天守。
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道向こうの熊本市役所の最上階からは「熊本城」を一望できる。
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カメラを持って市役所へ・・ガラス越しだけど。

熊本城付近地図


熊本城内に展示されていた西南戦争前の古い写真。
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このまま残っていたら素敵だったのにね・・。

(2021年10月中旬 撮影機材 Nikon Df )
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