国立科学博物館(東京都) [国立科学博物館]
国立科学博物館(科博)
東京都台東区の上野恩賜公園内にある「国立科学博物館(科博)」、若き頃から興味の赴くままに幾度となく訪れていたが、齢を得て常設展の入場が無料になったので久々に訪れてみた。
昔々は、本館の中央ホールに恐竜の骨格標本が置かれていて、ミイラや干し首の展示室は不気味であり、ハチ公や南極のジロの剥製は地下に標本展示されていた。訪れる人も少なく、なんとなく「死」の雰囲気を感じる場所であった。ラバウルの零式艦上戦闘機(ゼロ戦)も本館脇の通路に置かれていて、埃だらけだった記憶がある(その後、きれいになって地球館内に展示されていた)。
恐竜の展示室、ティラノサウルス(Tyrannosaurus):「Bucky(バッキー)」レプリカ。
ティラノサウルス(学名:genus Tyrannosaurus)は、約6,800万年前〜約6,600万年前の中生代白亜紀末期(マーストリヒチアン)に北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜。
展示されているティラノサウルスは、1998年にアメリカ・サウスダコタ州で発見された「Bucky(バッキー)」という愛称を持つ個体のレプリカである。
トリケラトプス (Triceratops) :レプリカ。
中生代白亜紀末期(マーストリヒチアン)の、北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜の一属、肉食恐竜のティラノサウルスと睨み合う様に展示されている。
人類標本の展示室、アファール猿人:Lucy(ルーシー)。
Lucy(ルーシー)は、エチオピア北東部ハダール村付近で1974年に発見された318万年前の化石人骨、アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の中で最初期に発見されたもののひとつ。
ネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス)。
フランス・ドルドーニュにある中期旧石器時代に属する岩陰遺跡「ラ・フェラシー」で発見されたネアンデルタール人骨。
地球の生き物展示室、マッコウクジラ(抹香鯨)。
裏側は骨格標本模型となっている、大きいので存在感あり。
科学と技術の展示室、探査機「はやぶさ」実物大復元模型。
2012年2月公開の映画「はやぶさ 遥かなる帰還」(東映)の撮影用に製作されたもの。
かつて、この展示室にあった「零式艦上戦闘機」(科博の零戦)はすでになく、2023年春にオープンする茨城県筑西市の「科博廣澤博物館」に展示されると云う。少々遠いが、また会いに行こう。
地球館の中二階にある、淡水魚の化石。
アメリカ合衆国ワイオミング州、かつて湖であった始新世前期(約5,000万年前)の地層から発掘された。どのような事変があって、このような化石になったのか・・。
シロナガスクジラ実物大模型。
科博の出口に鎮座する大きな模型、家族で訪れたとき、記念撮影はこのクジラがバックである。以前は「ザトウクジラ」の模型があったらしいが、全く記憶にない・・。
国立科学博物館(科博)付近地図
以前は地下の標本室に雑然と展示されていた忠犬「ハチ公」、現在は日本館の2階に南極のジロなどと一緒に整然と展示されている。
孫はまったく興味を示さなかったが、何故か我々の年代は哀愁を覚える・・。(2022年7月下旬撮影 Nikon1 J5)
(2021年10月〜11月 撮影機材 Nikon D5600)
関連ブログ:科博の零戦
東京都台東区の上野恩賜公園内にある「国立科学博物館(科博)」、若き頃から興味の赴くままに幾度となく訪れていたが、齢を得て常設展の入場が無料になったので久々に訪れてみた。
昔々は、本館の中央ホールに恐竜の骨格標本が置かれていて、ミイラや干し首の展示室は不気味であり、ハチ公や南極のジロの剥製は地下に標本展示されていた。訪れる人も少なく、なんとなく「死」の雰囲気を感じる場所であった。ラバウルの零式艦上戦闘機(ゼロ戦)も本館脇の通路に置かれていて、埃だらけだった記憶がある(その後、きれいになって地球館内に展示されていた)。
恐竜の展示室、ティラノサウルス(Tyrannosaurus):「Bucky(バッキー)」レプリカ。
ティラノサウルス(学名:genus Tyrannosaurus)は、約6,800万年前〜約6,600万年前の中生代白亜紀末期(マーストリヒチアン)に北アメリカ大陸に生息していた肉食恐竜。
展示されているティラノサウルスは、1998年にアメリカ・サウスダコタ州で発見された「Bucky(バッキー)」という愛称を持つ個体のレプリカである。
トリケラトプス (Triceratops) :レプリカ。
中生代白亜紀末期(マーストリヒチアン)の、北アメリカ大陸に生息した植物食恐竜の一属、肉食恐竜のティラノサウルスと睨み合う様に展示されている。
人類標本の展示室、アファール猿人:Lucy(ルーシー)。
Lucy(ルーシー)は、エチオピア北東部ハダール村付近で1974年に発見された318万年前の化石人骨、アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の中で最初期に発見されたもののひとつ。
ネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス)。
フランス・ドルドーニュにある中期旧石器時代に属する岩陰遺跡「ラ・フェラシー」で発見されたネアンデルタール人骨。
地球の生き物展示室、マッコウクジラ(抹香鯨)。
裏側は骨格標本模型となっている、大きいので存在感あり。
科学と技術の展示室、探査機「はやぶさ」実物大復元模型。
2012年2月公開の映画「はやぶさ 遥かなる帰還」(東映)の撮影用に製作されたもの。
かつて、この展示室にあった「零式艦上戦闘機」(科博の零戦)はすでになく、2023年春にオープンする茨城県筑西市の「科博廣澤博物館」に展示されると云う。少々遠いが、また会いに行こう。
地球館の中二階にある、淡水魚の化石。
アメリカ合衆国ワイオミング州、かつて湖であった始新世前期(約5,000万年前)の地層から発掘された。どのような事変があって、このような化石になったのか・・。
シロナガスクジラ実物大模型。
科博の出口に鎮座する大きな模型、家族で訪れたとき、記念撮影はこのクジラがバックである。以前は「ザトウクジラ」の模型があったらしいが、全く記憶にない・・。
国立科学博物館(科博)付近地図
以前は地下の標本室に雑然と展示されていた忠犬「ハチ公」、現在は日本館の2階に南極のジロなどと一緒に整然と展示されている。
孫はまったく興味を示さなかったが、何故か我々の年代は哀愁を覚える・・。(2022年7月下旬撮影 Nikon1 J5)
(2021年10月〜11月 撮影機材 Nikon D5600)
関連ブログ:科博の零戦
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