小岩井農場(岩手県)まきば園と上丸牛舎 [東北地方の旅]
小岩井農場「まきば園と上丸牛舎」
岩手県岩手郡雫石町にある「小岩井農場」、小岩井乳業の牛乳が大好きな妻の要望もあり、秋の小岩井農場を訪ねてみた。小岩井農場は、岩手山南麓に約3,000haの敷地を有するらしいが、その内の約40haが観光エリア小岩井農場「まきば園」として運営されている。
まきば園内の「ミルク館」、天気は雨・・。
紅葉時期の日曜日だけど、観光客は少ない。
小岩井農場は、岩手山南麓の荒野に大農場を拓くという、当時の鉄道局長官であった井上勝の夢を三菱社顧問の小野義眞と二代目社長である岩崎彌之助が支援し、明治24年(1891年)に開設された。「小岩井」という名前は、この三人の名字から一字ずつ取って作られたものと云う。
荒野開拓のため植林や土塁の構築から始め、火山灰による酸性土壌を石灰散布により中和、湿地帯には暗渠を設け排水を確保、これらの基盤整備は数十年にわたって続けられる。しかし、農業事業は経営改善の見通しが立たず、明治32年(1899年)小岩井農場の経営は井上から岩崎家に引き継がれ、三菱社三代目社長の岩崎久彌によって畜産事業を中心とした経営により発展を遂げていく。
酪農の生産現場であり、小岩井農場の酪農発祥地「上丸地区」には「まきば園」より「上丸牛舎ライナー」に乗っていく。
上丸牛舎の第一号牛舎、近くには小岩井農場資料館がある。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
この牛舎は平成29年(2017年)、重要文化財に指定された。
上丸牛舎の第一号サイロと第二号サイロ、このレンガ造りのサイロも重要文化財。
まきば園への帰りは上丸牛舎遊歩道を散策しながら。
落ち葉の絨毯。
遊歩道にある小川。
まきば園内、雨が強くなってきた・・。
雨を避けて山麓館農場売店に避難。
漸く雨が止んできて、まきば園に虹が架かる。
山麓館農場レストランにて予約しておいた「岩手の恵み」ランチで昼食。
観光客は少ないと思っていたら、レストランは混雑・・予約しといて正解。
雨があがり、岩手山(標高2,038m)がくっきりと。
山麓館農場レストラン内より撮影。
小岩井農場「まきば園」付近地図
(2020年11月上旬 撮影機材 Nikon Df、Apple iPhone SE)
岩手県岩手郡雫石町にある「小岩井農場」、小岩井乳業の牛乳が大好きな妻の要望もあり、秋の小岩井農場を訪ねてみた。小岩井農場は、岩手山南麓に約3,000haの敷地を有するらしいが、その内の約40haが観光エリア小岩井農場「まきば園」として運営されている。
まきば園内の「ミルク館」、天気は雨・・。
紅葉時期の日曜日だけど、観光客は少ない。
小岩井農場は、岩手山南麓の荒野に大農場を拓くという、当時の鉄道局長官であった井上勝の夢を三菱社顧問の小野義眞と二代目社長である岩崎彌之助が支援し、明治24年(1891年)に開設された。「小岩井」という名前は、この三人の名字から一字ずつ取って作られたものと云う。
荒野開拓のため植林や土塁の構築から始め、火山灰による酸性土壌を石灰散布により中和、湿地帯には暗渠を設け排水を確保、これらの基盤整備は数十年にわたって続けられる。しかし、農業事業は経営改善の見通しが立たず、明治32年(1899年)小岩井農場の経営は井上から岩崎家に引き継がれ、三菱社三代目社長の岩崎久彌によって畜産事業を中心とした経営により発展を遂げていく。
酪農の生産現場であり、小岩井農場の酪農発祥地「上丸地区」には「まきば園」より「上丸牛舎ライナー」に乗っていく。
上丸牛舎の第一号牛舎、近くには小岩井農場資料館がある。 (Adobe Stock my portfolioに掲載)
この牛舎は平成29年(2017年)、重要文化財に指定された。
上丸牛舎の第一号サイロと第二号サイロ、このレンガ造りのサイロも重要文化財。
まきば園への帰りは上丸牛舎遊歩道を散策しながら。
落ち葉の絨毯。
遊歩道にある小川。
まきば園内、雨が強くなってきた・・。
雨を避けて山麓館農場売店に避難。
漸く雨が止んできて、まきば園に虹が架かる。
山麓館農場レストランにて予約しておいた「岩手の恵み」ランチで昼食。
観光客は少ないと思っていたら、レストランは混雑・・予約しといて正解。
雨があがり、岩手山(標高2,038m)がくっきりと。
山麓館農場レストラン内より撮影。
小岩井農場「まきば園」付近地図
(2020年11月上旬 撮影機材 Nikon Df、Apple iPhone SE)
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