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皇居東御苑(東京都)秋 [小さな旅(東京都)]

皇居東御苑 秋
皇居東御苑は,旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を宮殿の造営に伴い皇居附属庭園として整備、昭和43年(1968年)から公開されている。住所は東京都千代田区千代田1-1。

入園は無料、出入りは大手門・平川門・北桔橋門の三箇所からで窓口で入園票を受け取り,退園の際に返却する。朝は9時から開園しているが、閉園時間は季節により異なる。

地下鉄東西線「竹橋駅」近く、「平川門」に入る木橋。      (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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木橋を渡り「平川門」の渡櫓門(わたりやぐらもん)から御苑内に入る。
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「平川門」は江戸城三の丸の正門であり、大奥女中が出入りする通用門「お局御門」でもあったと云う。
また、罪人や遺体を城内から出す「不浄門」でもあったらしい。

園内には道沿いに江戸城の遺構である石垣が残る。
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「白鳥濠」の石垣では除草作業が行われていた。
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本丸への通りにある「百人番所」 は本丸警護の番所。
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鉄砲百人組と呼ばれる甲賀組、伊賀組、根来組、二十五騎組の同心百人が昼夜交代で警護していたらしい。

本年(令和元年)は即位礼関係儀式のため、本丸へは立入禁止、現代の番人である警察官が警備していたので、ここから先には行けなかった。引き返して二の丸庭園に向かう。

「同心番所 」 江戸城へ登城する大名の供を監視。
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御三家を除く全ての大名・役人はここで乗り物から降りて徒歩で本丸へ登ったと云う。

「二の丸庭園」
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昭和天皇の発意により武蔵野の自然を模した雑木林や、ヒレナガニシキゴイがいる池がある。

二の丸にある「諏訪の茶屋」、創建は11代将軍・徳川家斉の時代と云う。
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現在の建物は、明治45年の再建。

帰りは「大手門」から退出、「大手門」は江戸城の正門である。
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江戸城大手門は、高麗門と渡櫓門で構成された枡形門。渡櫓門は昭和20年(1945年)の戦災で焼失、昭和43年(1968年)に再建された。

皇居東御苑付近地図


(2019年11月上旬 撮影機材 Nikon Df )
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