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大英博物館(イギリス)パルテノン神殿の破風彫刻 [イギリスの旅]

大英博物館(British Museum)
ロンドンのカムデン区にある大英博物館、王立協会会長で古美術収集家であったハンス・スローン(Sir Hans Sloane)は政府が博物館を建設する条件で収集品を遺贈、議会はこれを受け1753年に博物館法により大英博物館を設立、一般向けには1759年1月から開館されたと云う。

収蔵品は約800万点で常設展示は約15万点、収蔵品は国や時代を問わず歴史的価値の高いものばかりだが、大英帝国時代に他国や植民地から略奪したような収蔵品については、しばしば返還を要求されているらしい。

パルテノン神殿の破風(ペディメント)彫刻、(古代ギリシャ、紀元前438年〜432年)。
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古代ギリシア・アテネのパルテノン神殿を飾った彫刻、19世紀にイギリスの外交官エルギン伯爵がパルテノン神殿から削り取ってイギリスに持ち帰った。

パルテノン神殿のこれら彫刻についてもギリシャ政府からは返還要求がなされているが、イギリス政府は応じていない。大英博物館による収集によって、それまで保護されてこなかった文化財の散逸に歯止めがかけられ、一堂に会することによって研究が進められると云うのがその理由らしい・・盗人にも三分の理。

ネレイデス・モニュメント、(ギリシャ時代の霊廟、紀元前390年〜380年)。
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現在のトルコから出土した部材と彫刻により組み立てられた霊廟。ギリシア神話の海の女神のネレイデスたちの彫刻があることから「ネレイデス・モニュメント」と呼ばれる。

アッシリア・ニネヴェ王宮のレリーフ、(メソポタミア文明、紀元前645年〜635年頃)。
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アッシリア(Assyria)は現在のイラク北部に興った王国。アッシュール市を中核とし、帝国期にはニネヴェやニムルドが都として機能した。歴史地理的名称としては、チグリス川とユーフラテス川の上流域でメソポタミアの北部がアッシリア、メソポタミア南部はバビロニアと呼ばれる。

ウルのスタンダード、(シュメール文明、紀元前2600年頃)。
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ウルのスタンダード(Standard of Ur)は、シュメールの古代都市ウルの遺跡から出土した工芸品「スタンダード(Standard、旗章、軍旗)」と呼ばれているが、その用途は明らかではない。

大英博物館付近地図


お土産には「ロゼッタ・ストーン」のマウス・パッドを購入。
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ツアーはJALPAK「エジンバラと湖水地方を訪ねる・イギリス縦断8日間」に参加。

(2018年5月中旬 撮影機材 Nikon Df )
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