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東大寺・二月堂(奈良県) [近畿地方の旅]

東大寺・二月堂
東大寺は、天平13年(741年)国家の安寧と隆昌を祈願し、聖武天皇により日本六十余州に国分寺・国分尼寺(金光明寺・法華寺)建立の詔が発せられた折、この全国に建立された国分寺の中心をなす「総国分寺」と位置付けされた。本尊は盧舎那大仏、華厳宗大本山、正式名称は「金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)」と云う。

二月堂は、東大寺の仏堂であり、十一面観音を本尊とする。旧暦二月に「お水取り」が行われることから「二月堂」という。
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二月堂は東大寺を襲った二度の兵火からは焼失を免れたらしいが、寛文7年(1667年)お水取りの最中に失火で焼失し、その後再建され現在に至る。平成17年(2005年)国宝に指定された。

昔々、修学旅行の時に撮影した二月堂。          (1971年5月上旬撮影)
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「お水取り」は、二月堂本尊の十一面観音を祀る懺悔祈祷の厳行であり、天平勝宝4年(752年)に始まるらしい。「お水取り」の通称は、東大寺領であった若狭の荘園から水を運搬して来たことに由来すると云う。心身を清めた僧(練行僧)が二月堂回廊で松明を持って走る行法が有名である。

二月堂に入るには、階段を登っていく。
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階段上の茶店から撮影、名物は「わらびもち」らしい・・。
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手水場で心を清めて参拝。
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二月堂回廊から東大寺金堂(大仏殿)を望む。
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「お水取り」では、この回廊を練行僧が松明を持って走る。

二月堂付近地図


近隣には「興福寺」「春日大社」があり、観光に便利なように、近くに宿泊。
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宿泊先は「関西の迎賓館」とも云われる「奈良ホテル」

(2016年6月中旬 撮影機材 Nikon Df、Apple iPhone 5s)
泊まった宿(じゃらんのHPへ):「奈良ホテル」
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