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富士・浅間大社(静岡県)駿河国一宮 [東海地方の旅]

富士山本宮浅間大社
静岡県富士宮市にある浅間大社(せんげんたいしゃ)は、駿河国の一宮、全国の浅間神社の総本社である。「富士山」を御神体として祀る神社であり、富士宮にある「本宮」と富士山頂にある「奥宮」からなる。本宮境内はもとより、富士山の八合目以上は社地となるらしい。

主祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)、別称:浅間大神(あさまのおおかみ)、天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)の皇后である。「あさま」とは火山を意味する言葉とのこと。

社伝によれば、第七代孝霊天皇の御代、富士山が大噴火をしたため、民は離散し、地は荒れ果てた。第十一代垂仁天皇はこれを憂い、浅間大神を山足の地に祀り山霊を鎮められた。大同元年(806年)には坂上田村麻呂が平城天皇の勅命を奉じ、現在の地に壮大な社殿を造営したと云う。

現在の社殿は、慶長9年(1604年)徳川家康の寄進により造営されたが、寛永・安政等の大地震を経て現存するのは本殿、幣殿、拝殿、楼門とのことである。

浅間大社楼門、参道から。
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参道の狛犬、愛嬌がある。
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楼門を拝殿側から撮影。
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本殿は重要文化財。                      (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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奥宮は富士山頂に、ここから遥拝。
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浅間大社の本宮は「富士山・信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして「富士山本宮浅間大社」の名称で世界文化遺産に、富士山頂の奥宮は「富士山域」の一部である「山頂の信仰遺跡群」の一部として世界文化遺産に登録されている。

浅間大社付近地図


(2016年5月下旬 撮影機材 Nikon Df )
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