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出雲の国(島根県)古代出雲歴史博物館 [山陰地方の旅]

出雲の国
古代出雲は青銅器、鉄器を産する大きな勢力の「国」であったが、やがて大和政権の支配下になり「国譲り」神話を残したと考えられている。古代出雲は現在の島根県東部から鳥取県の一部までを含んだらしいが、大宝元年(701年)大宝律令により地方行政区分が定められ、「出雲国」は令制国として島根県東部にあたり、国府は松江市に置かれた。

古代出雲歴史博物館
出雲大社を参拝されたら、すぐ隣にある古代出雲歴史博物館を訪れるとよろしいかと。
巨大神殿であったとされる古の出雲大社の模型、平成12年(2000年)に発見された「宇豆柱」、出雲から出土した大量の青銅器が展示されている。

古の出雲大社の模型。
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「国譲り」神話における、大和政権との交換条件により建立された高大な神殿の模型。

出土の銅鐸。たくさん並んでた。写真の銅鐸は国宝。
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銅鐸は弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器であるが、用途は定かでない。

卑弥呼の鏡と云われる「景初三年」の銘がある「三角縁神獣鏡」。重要文化財。
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景初三年(239年)は卑弥呼が「魏」に鏡を送ったとされる年らしい。

古代出雲歴史博物館付近地図


旧大社駅
出雲大社の最寄駅は一畑電車の出雲神社前、JRだと出雲市駅となりちと遠い。かつてはJR大社線があり「大社駅」が出雲大社門前町に存在した、出雲大社までは結構歩くけど・・。

「大社駅」の駅舎が重要文化財として残っている。
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駅舎は明治45年(1912年)開業、大正13年(1924年)に改築された純和風の木造平屋建てである。

駅舎は見学自由、駅舎内は大正浪漫の雰囲気。
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JR大社線は平成2年(1990年)廃止された。

旧大社駅付近地図


(2014年5月上旬 撮影機材 Nikon D5100)
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