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モンサンミッシェル(フランス)聖ミカエルの山 [フランスの旅]

モンサンミッシェル(Mont Saint-Michel) 雨
モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)はフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島と修道院である。モン・サン=ミシェルというのは「聖ミカエルの山」という意味であり、特定の建物ではなく島全体を指す。カトリックの巡礼地の一つであり、世界遺産になっている。

雨で霞む、モンサンミッシェル。                (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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パリから約400㎞、ツアーバスで休憩入れて約6時間。

バス車中から牧草地の牛を撮影。
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車中で「牛が寝てると雨になる」という天気予報を教えてもらった。で、牛が寝てる・・・。
到着したら雨でした。

サン・マロ湾は潮の干満の差が大きいところとして知られ、かつて修道院が築かれた島は満ち潮の時は海に浮かび、引き潮の時に自然に現れる陸橋で対岸と繋がっていた。19世紀中頃に対岸との間に堤防道路が築かれ潮の干満に関係なく渡れるようになったが、潮流を堰き止めたため砂の堆積が広がってしまい、21世紀に入り道路をなくし橋を設置する工事が行われている。
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訪問時は2012年11月、工事中である。(橋は2014年に完成し開通している。)

堤防道路を渡り、狭い参道を抜けて修道院に入る。

修道院に入ってすぐの場所。
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季節は秋、修道院内の木々も紅葉している。

苔の生えたる修道院。
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この島はもともと先住民ケルト人の聖地であった。708年に大天使ミカエルのお告げを受けた司教オーベルが、この島に礼拝堂を築いたのに始まり、966年にはノルマンディー公が修道院を島に建て、これが増改築を繰り返し13世紀にはほぼ現在の形になった。百年戦争(1337年から1453年)の時代には要塞として使われ、フランス革命以降は監獄となり、1865年ナポレオン3世の勅命で再び修道院として復元され現在に至る。

モンサンミッシェル地図


ツアーはJTBの「よくばりロマンチック街道とスイス・ベルサイユ・パリ7日間」に参加。

(2012年11月中旬 撮影機材 Nikon D5100)
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