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東寺(京都府) [近畿地方の旅]

東寺 紅葉
東寺は唯一残る平安京の遺構である。平安遷都の延暦13年(794年)に都の正門である羅城門を挟んで、王城鎮護のため東寺と西寺が建立された。西寺も羅城門も、時の流れに消え、東寺が残った。

平安遷都より29年目に嵯峨天皇は、弘法大師空海に東寺を託し、東寺は真言密教の根本道場となる。
創建からおよそ1200年、平成6年(1994年)に世界遺産に登録される。

東寺を訪問したのは晩秋の頃の夕暮れ、紅葉の中に五重塔。
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東寺の本堂である金堂。
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金堂は文明18年(1486年)に一度消失、慶長8年(1603年)に再建、国宝に指定されている。

金堂内には本尊が安置されている。本尊は薬師如来と日光菩薩、月光菩薩。
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境内の奥まった処には茶店があり、抹茶を一服。
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東寺の五重塔は木造の建造物として日本一の高さらしい。     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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高さは55m、新幹線の車中からよく見える。

九条通りから見上げる五重塔。 
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当初の建立は空海によるが、幾たびか焼失、現在の五重塔は5代目、寛永21年(1644年)の再建。国宝に指定されている。

東寺付近地図


(2011年11月下旬 撮影機材 Nikon D5000)
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