SSブログ

太宰府天満宮(福岡県) [九州地方の旅]

太宰府天満宮 梅の咲く頃
太宰府天満宮は菅原道真公の墓所の上に社殿を造営し、その御霊を祀る神社。「学問・至誠・厄除けの神様」として崇敬を集めている。福岡県太宰府市にあり全国天満宮の総本宮。

菅原道真は承和12年(845年)京都生まれ、学者・政治家として活躍、右大臣となるが昌泰4年(901年)朝廷内の陰謀により太宰府に左遷され、延喜3年(903年)同地で死去した。その後、都で不吉な出来事が続き、「道真の祟り」ではと恐れられ、鎮めるため勅命により延喜19年(919年)道真の墓所の上に社殿が造営された。しかし、陰謀に関わった貴族や皇族が次々と死去し祟りが治まらないので、慰撫のため道真には太政大臣追贈、また「天満大自在天神」という神様の位が贈られた。これで道真は「天神さま」となる。

太宰府駅を降りて、梅ヶ枝餅でも食べながら表参道を進むと、突き当たりに「御神牛」がいる。
DSC_0070.jpeg
皆んなに撫でられて鼻の頭はピカピカ。

「御神牛」を左に曲がって池を過ぎると「楼門」がある。「楼門」をくぐれば境内に入る。
DSC_0073.jpeg
この日は雨だったが人がいっぱい。

「本殿」は桃山時代の造営らしい。重要文化財。
DSC_0074.jpeg
「本殿」前には「飛梅」がある。

「東風ふかば にほいおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

「飛梅」は、太宰府へ赴くため都を発つ道真が歌を詠んだ庭の梅が、やがて都から飛んできたというお話。

「飛梅」も咲き始め。                     (Adobe Stock my portfolioに掲載)
DSC_0077.jpeg

境内からみた楼門の手前にある梅は紅梅、やはり咲き始め。
DSC_0080.jpeg

ちなみに太宰府天満宮のお神酒は梅酒だそうな。

太宰府天満宮付近地図


太宰府天満宮は西鉄太宰府駅を降りるとすぐに参道入口、参拝は梅ヶ枝餅を食べてから・・我が家は「茶房きくち」がお勧め。

(2011年2月中旬 撮影機材 Nikon D5000)
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。