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仁和寺(京都府) [近畿地方の旅]

仁和寺 梅雨どき
仁和寺は第58代光考天皇の発願により、仁和4年(888年)に建立された。皇族出身者が代々の住職(門跡)を務め、門跡寺院として最高の格式を保っていたが、応仁元年(1467年)に始まった応仁の乱で一山のほとんどを兵火で焼失した。

江戸時代に入り寛永11年(1634年)、上洛していた徳川幕府3代将軍徳川家光に仁和寺再興の申し入れがなされ、承諾される。慶長の御所造替とも重なり、御所から紫宸殿(金堂)、清涼殿(御影堂)などの建物が下賜され、正保3年(1646年)に伽藍の再建が完成し創建時の姿に戻ることが出来た。

慶応3年(1867年)、第30世の純仁法親王が還俗したことにより宮門跡の歴史を終える。現在は真言宗御室派の総本山であり、平成6年「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。

京都では珍しい道路に面した「仁王門」、京都3大門のひとつだとか、大きい。
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梅雨どきなので曇り空、逆光にならなくてよいけど。

仁王門から進むと「金堂」に、御所から移築の紫宸殿、国宝。   (Adobe Stock my portfolioに掲載)
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塀に囲まれた書院から眺める庭と五重塔。
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書院に繋がる宸殿ではお抹茶がいただけますので、一服。
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仁和寺の五重塔は重要文化財、桜越しの画が「鬼平犯科帳」(中村吉右衛門主演)のエンディング映像に出てくる。

仁和寺付近地図


(2010年7月上旬 撮影機材 Nikon D5000)
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